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2021年1月13日 (水)

広島南アルプスショートコース逆縦走 ③

 そんな気持ちがぶり返してきますが、覆水盆に返らずじゃ。さてと、己斐峠取り付きへの急坂をやり過ごして、さてと、大茶臼山入018_20210103165001口のジュラルミン階段。捻れ階段より50段ほど高いだけなんじゃが、気分は重くなりがち。それでも、ときおりふり返って展望を楽しみます。それにしても、さっきから軍手にヒッツキ種。

 つまようじの先のような、1cmほどの細い種がいっぱいくっついています。どうもキク科らしき花が残っている。後から調べてみると、「センダングサ」とのこと。これが階段に沿って生えています。それでもまだ何とか、ポリエステルの衣服への付着は少ないようなので、助かる。今後しばしの間、ここでは軍手をはずすことにしよう。

 じゃが今回は、時すでに遅し。上りきったところで、このヒッツキ種を引き剥がすのに、数分。さてとここからが、このコース最強の上り坂。いつもながら、覚悟を決めて歩きます。じゃが、今日は不思議なことに、そう辛くもないで。尾根の肩に乗りあげて、あとひと上り。岩場をこなして、誰もおらん展望岩に着いたのは、11時04分。

 おっ、こりゃぁエエ調子じゃの。気温12.4℃、湿度45%。ゆっくりとオムスビをたべます。さぁ、後半コースに出発するか。しばら020_20210103165101くすると、金属をドリルで削るような音。見上げると、電波鉄塔の最上部に作業員。前回の作業がまだ続いとるんじゃの。市の「危機管理課」と、どういう関係があるんか知らんが・・・。

 やがて、畑峠へ。丸山へ向かっていると、前方からハイカー。どうも女性3人組らしい。あいさつを交わしてすれ違います。ムーミン岩をチェックして、たどり着いた丸山には、手書きの山頂標記。ひと息ついて、下り上りを長々と進んで、石山に。今日は展望が効くの。そして、権現峠。祠が、エライ鮮やかになっとるで。

 信心深い人がおるんじゃの。そして、次に上ったコブには、「そうめん滝」の新たな分岐標示。こっちへは歩いたことないの。さらに小堀山ピーク標示を過ぎて、伴峠からの大原分岐には、「途中、そうめん滝有り」の付言。「そうめん」なら「白糸」より太いのかもしれんが、どうも記憶にないのぉ。

 ま、こちらのルートを歩いたのは、かなり前のことじゃからの。そんなことを考えながら、シャシャンボ。ここからが本番と、歩きなが021_20210103165101ら実を探しますが、それらしきものは、ほとんどもぎ取られている様子。まだ、青いのもありはしますが、こりゃぁ無理じゃ。まあ、多くは望むまいて・・・。そんなことで、火山に到達。

♈ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ④

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