堂床山 鈴張神社～中電訓練所 ④

　そして、この林道を下っているとやがて、覚えのある中電訓練所ルートの堂床山上り口。ここじゃったんか。やっぱり、あのコブ分岐の選択が違うとったんじゃの。右が正解じゃったんじゃ。まぁ、その検証は、また今度じゃ。それにしても、現在位置がチェックできたので、安心。さてと、次は、訓練所への下り口じゃ。

　どこじゃったかの。それらしき、尾根の出っ張りを探しながら、林道を歩きます。するとようやく、それらしきところにテーピング。これじゃのと、尾根すじを伝って下りて行きますが、だんだん、怪しくなってきました。まともな山道じゃないで。やがて、斜面下りになってきました。潅木ヤブをつかみながら。

　どうも、分けがわからんようになってきたで。こうなったら、とにかく下りて行くじゃ。前方に谷。滑らんように気をつけながら・・・。目の前の尾根にも、上り坂ののようなものが見えますが、谷には、もっとはっきりした踏み跡があります。こちじゃ。下りきって、それを伝います。すると、中電訓練所の倉庫のようなもの。

　この前上ったところとは違うけど、そこから左へ。とにかくバス停にたどり着いたのは、15時03分。次のバス便15時43分まで、時間がだいぶあるの。それなら、14時39分の便があった、下の荒滝バス停まで行ってみるか。そこから、これも若干の山道。そして、そこにたどりついてみましたが、これは・・・。

　時刻表を見ると、1日に3本くらいしかないで。こりゃぁ、いかん。訓練所前に戻ろう。15時18分じゃけぇ、まともに戻っても大丈夫じゃろ。そんなことで、訓練所バス停に帰り着いたのが15時30分。後13分か。そのすぐ後に、バスが到着。じゃがしばし、バスの行先標示には、「回送」の表示が出とるので、我慢。

　停留所のベンチで、完歩祝いをしたりして、時を過ごします。それでも、定刻前に回旋してきたバスに乗り込んで、予定していた時刻より少し遅めですが、帰途につくことに。左右への揺れが治まったあたりから、山歩きデータの書き出しをはじめます。それにしても今日は、試練の山行じゃったの。

♉ ：（了）