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2020年12月 2日 (水)

火の見山 勝木~関之内 ③

 やがて、急斜面を九十九折れに進む、危ない細道に。しかも折り返しには結構な段差。さらに三点キープが必要になってくる危ない018_20201129115401ルート。それでも、何とか稜線ルートへと合流。ところがここからも、けっこうな坂と距離を追いこみにかかります。紛らわしいコブを越えて、ようやく火の見山山頂に到着したのは、11時41分。

 これなら、帰りのバス便も大丈夫かもしれんの。そう思いつつ、オムスビを食べます。気温15.7℃、湿度35%、風は穏やか、日差しがあるので快適。但し、周囲は林になっとるので、展望はよろしゅうないの。そのすき間から、山々が見えることはみえますが・・・。さてと、下山にかかるか。さっきのオヤジの話では、西側に下りるのはもっと危ないとのこと。

 何が根拠かの。何にも、おりゃぁせんで。コケ脅しじゃったんじゃろ。そんなことを思いながら歩いていると、いつのまにか東ルート026_20201129115401合流点を見過ごして、トラバース稜線。送電鉄塔まで来て、それに気が付きます。ま、看過したのなら、それはそれ。先へと進まむ。そして、進路は西北西から西へと折れて行きます。

 ここから急降。足元に気をつけんと、滑りそう。次の送電鉄塔からは、ゴム階段が続きます。これは一歩ずつ。急坂じゃが、まだしも歩きやすいんじゃ。それにしても、長いの。やがて、ようやく谷へ下りたちます。ここからは沢伝い。何とか踏み跡と、ところどころテーピングがあるので大丈夫。

 そのまま、段差を乗りあげて林道下山口に到達したのは、12時39分。これなら、13時00分のバスに間に合いそう。心もちピッチを上029_20201129115401 げて、関之内バス停へと向かいます。ま、それにしても、テェゲェの見当じゃけぇ、バス停までしばし・・・。到達したのは、12時49分。じゅうぶん間に合うたの。そう思いつつ、ハイキングバージョンを解除します。

 温湿計をチェックしようとしとったら、後ろにバス。エらい早いの、まだ12時台で、52分くらいじゃなかったかの。こちらはまさかと思うて、後ろ向きじゃったが、停まってくれたので、リュックのチャックも一部締め切らずに、パスピーチェックして乗り込みます。それにしても、定刻よりこんなに早いとは何ごとじゃろ。

 イスに座っても、しばし気分が落ち着きません。ひょっとしたら、前の便が遅れたんかの。じゃが、2時間に1本くらいしかないのに・032_20201129115401 ・・。バスセンターにも10分くらい早う着いたから、そうじゃったんかの。後からナビタイムをチェックしてみると、12時47分の便がありました。これが、遅れたんじゃの。バスが定刻より早く来ることは考えられんけんの。

♍ :(了)

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