蓮華寺山 北谷橋~瀬野川中 ③
ちょっと早いけど、ここで昼飯じゃ。日当たりの良い丸太ベンチで、ひとつを食べて、ふたつめを探していたところ、女性の声。やが
て、男女のハイカー。あいさつを交わします。オムスビを食べおえたら声をかけてみるかなどと考えていたら、その前に、高城山縦走路へと下りていってしもうた。まぁ、それならそれで良しじゃ。
南向こうに見える原山のアンテナ塔をチェックして、11時11分出発。山頂コブを左に巻いて、しばし急坂なんじゃ。ずれた模木階段のある山道。歩きにくいけど、何とか・・・。やがて、見晴らしのある尾根肩。ちょうどここいらに、マムシ草の辛実があったんじゃ。そう思っているっと、赤くなってはいるものの、そのままの実が。
だれも、手出しはできんかたんじゃの。この毒草のことを、前に話したことのある「美尻」スクワット女史らに、土産に持って帰ろう
。実をとったあとはグロテスクな形が半ば・・・。さてと、この先の斜面トラバース道、いちおうカマを持ってきましたが、下草を刈り取ったのが8月はじめっだったにもかかわらず、さほど伸びてはいませんでした。
トゲのある草。指先を切ったので、これは成敗じゃと、リュックからカマを取り出して切ります。じゃが、そのことで、左手の指にも絡んできました。「Shit!」。何とか払い落とします。そして、沢へ下りる道。ここは、勾配70度以上、そう思っていましたが、右側に赤テープ発見。まっすぐ下りるより、こっちの方がユルそうじゃ、行ってみよ。
ま、そうは言うても、急坂に代わりはないけど、それでも歩きやすい。そこをたどって、沢に下り着きます。ここからは、踏み跡のよ
うなものをたどって、右へ左へと渡りながら、やがて、龍心寺。その先、崩落しかけたところは、若干あるものの、もともと参道じゃ。やがて、左側の取り付き下山口に到着。ここまで来れば、安心。
ふり返って山並み。そして、前方のひとつ高い山々の稜線、さらに、瀬野川中下山口をチェックして、歩きなれたルートをたどります、やがて安芸中野駅に着いたのは、12時27分。大野浦駅行12時30分に間に合うかと思いましたが、すぐそばを駆け上った、若者は何と乗れたようですが、こっちはホームに下りた途端、発車。
車掌と目を合わせたけど、待ってくれなんだの。ま、次の便まで15分。2時間に一本とは違うんじゃ。多少のロスタイムは、どういう
こたぁないで。完歩祝いの続きをしながら、山歩きデータを書き出します。次も、大野浦行きじゃけぇ、乗換えの必要なし。これがダイヤ改正の成果か。乗車中は、忘れたマスクの代わりにタオルを使います。
♉ :(了)
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