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2020年9月26日 (土)

経小屋山 残念社~宮浜 ④

 すると、こちらの話をちゃんと受け止めて返してくれました。お互いのこの先の無事を祈り、「気をつけて」の言葉をかけて、すれ違028_20200922151701います。それにしてもさすがに、標高が600m近い山、下りてもおりても、まだまだ。大分歩いたようなと思う展望岩でも、標高300mの標示。そこからも、今にも滑りそうな砂礫の坂道。

 そして、岩の間を伝う細道から、さらに湿った赤土。こがいに長かったかのぉ。昼前からコースにしては、ちょっとハードじゃったかの。そんなことを思いつつ、ようやく、鉄塔のあるユル尾根に。ここまで下りてきたら、安心じゃ。まもなく下山口に到着したのは、17時00分。よし、完歩祝いじゃ。大野浦駅まで、30分くらいかの。

 まともなガードがあるかどうか心配じゃったが、山陽道の北側側道を歩いてみることに。これまで何度か歩いたことがあるはすなんじ030_20200922151701ゃが、忘れとるの。やっぱり、その杞憂は不要じゃったらしく、やがて、ガード潜りの曲がり角。そして、その先は見覚えのある交差。ここでいつも、間違えるんじゃ。何の標示もないけんの。

 ま、ここらの屋敷に住んどる人間には、ワシらが路頭に迷おうが迷うまいが関係のないことじゃ。ここから往路を歩き返して、大野浦駅に到着。17時33分推定。ところが、ここでひとトラブル。糸崎行が17時41分発で、1番ホームに標示があったけど、対側ホームにも、「糸崎行」。すで待機していて、乗る人も。どっちなんかの。

 イヤホンをしていない人を探して、たずねてみると、「こっちでしょ」と一番ホームを指すものの、ちょっと不安な様子。「どっちが先034_20200922151701に出るんか分からんね」と、別の女性も立ち上がってきました。問題提起をした以上、先んじて、開いていた改札口の駅員に聞いてみると、やっぱり、先に出るのは一番ホームからとのこと。

 そのことを、階段を上ってきた女性ふたりに告げます。「この駅、まぎらわしいね」との共感を残して、それぞれ、一番ホームへと散りました。まもなくやって来た「糸崎行」列車に乗りこみます。悠々と、座ることはできましたが、気分は疲労困憊。とても、山歩きデータを書き出す気にはなりませんでした。

♑ :(了)

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