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2020年9月22日 (火)

竜王山・筆影山縦走 ③

 やがて、和田口分岐の標示。おそらくこれが、下山口じゃろ。しかし、それから筆影山までがけっこうな距離と勾配。いったん、鞍部に022_20200916100301下りて、そこからは急勾配の尾根すじ。途中で若干ユルむものの、斜面上りに近い山道。これを何とか乗りきって。再び林道に合流する道。生易しうはないで。ようやく、屋根のある展望所に到達しました。

 ひとりいた先着者は、途中で見かけた原付バイクの持ち主か。あいさつを交わして、しばし山ダンギ。若干丸く見えるその男性、今年は運動不足とのこと。原付での上りは、しんどくなかったですかのとの問いに、そうでもなかったとの返事。最近のバイクは性能がエエんじゃのぉ。それにしても、ここからも、けっこう見晴らしはエエで。ま、白っぽいのが玉にキズじゃが。

 ずっと昔、竹原中学校の遠足で来たことがあると話すと、彼の親御さんが、竹原の学校の先生をしとったとのこと。ひょっとしたら、知025_20200916100301っとる先生の息子かも知れんかったの。そのことを聞かんかったぜぉ。まぁ、エエわい。後から考えついたことじゃけぇ。どうしようもない。さてと、急勾配を下りて、鞍部。ここから和田口分岐まで、しばらく上りじゃ。

 たいしたこたぁないと思うとったけど、上ってみると、けっこう急じゃの。何とか乗り切って、たどり着いた和田口を下りて行きます。九十九折れながら続く、広い道は歩きやすい。すると、何やら水の音。どうも、沢の水流ではなくで、予報外の雨らしい。ま、森の中ではどういうこたぁないが、木が途切れたところでは、直接打たれてしまいます。じゃが、いずれ止むじゃろ。

 やがて林道出口が見えてきましたが、しかし。まだポツポツ降っています。ここで、リュックにカバー。想定していなかったので、雨具033_20200916100301は持ってきていませんから、濡れるに任せることに。このあたり、ネット地図の継ぎ目。これから林道かの。それにしても、曲がり具合が強いので、ひょっとしたら、山道の標識を見過ごしたんじゃなかろうの。

 そんなことを思いつつも、もはや林道を道なりに。後から、チェックしてみると、これで良かったよう。やがて、街へ下りて、長々し平地の道路を進みます。沼田大橋を渡り終わったころ、雨足が強くなってきました。軒下に入って、しばし・・・。すぐに勢いは治まってきたので、歩きだします。もう一回ほどそんなこと。

 やがて、三原駅のローソンで完歩祝いの追加を購入するころには、すっかり止んで、晴れ間も。改札口前には、14時03分到着。予定より034_20200916100301ひと便早い14時13分に、ゆっくり間に合いそう。ホーム東の端で汗に濡れたスリーブレスをポロシャツに着替え。やって来た列車に乗って、完歩祝いをしつつ、山歩きデータを書き出します。

♐ :(了)

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