窓ヶ山 魚切西~魚切東 ③
そんなことを思いながら先へ進むと、途中の岩で、立ったままムスビを食べている男性ハイカー。あいさつを交わしますが、ここはゆったりとふれあっとる、心の余裕がない。先へと急ぎます。じゃが、よう考えたら、今日出会った、唯一のハイカーじゃったの。
たどり着いた東峰には、誰もおらんかった。ここからもう一度、ずいぶん低く見える鈴ヶ峰から広島南アルプスの山々、そして、西の峰々を眺めて、最後に西峰をチェック。さてと、下山にかかるか。着いたのが、11時21分じゃった。
12時33分のバスか。あとは下る一方じゃから、何とかなるかの。それにしても、東の下山ルート、いつものように魚切東への分岐まで、なかなか着かんの。そんなことを思いながら下りて行くと、こちらにも7合目標示。
どうも、道の様子を見ると、ここらじゃなかったかの。その推測に違わず、五日市分岐に遭遇。じゃが、それにしても、しばらくは、斜面トラバースの危ない道。これまで、何度か通ったけど、慎重に行かにゃぁならん。
やがて、まともな尾根道に下りますが、その手前に分岐。はて、こんな分かれ道があったかのぉ。ま、ここは左のトラバースじゃなしに、右の尾根すじじゃろ。若干の不安を抱きつつも、そっちを選びます。
それからは、何となく覚えのある道が続く。そして、右に水音。そして、滝が見えてみました。間違いなかったの。まもなく、沢に下り立ちました。冷たい水が気持ちエエ。さてと、向こう岸へと渡ります。
そこからしばし、幅狭の斜面トラバース道。急斜面を沢へ下りて対岸へ渡ったりするところもある「自然派」ルート。そういえば、丸木橋が崩壊しとったの。上り梯子ものうなっとたし。下りはじめから続く、立派なクモの巣。
♏ つづき:窓ヶ山 魚切西~魚切東 ④
« 窓ヶ山 魚切西~魚切東 ② | トップページ | 窓ヶ山 魚切西~魚切東 ④ »
「西部」カテゴリの記事
- 大峯山~西大峯山縦走 ③(2025.04.25)
- 大峯山~西大峯山縦走 ②(2025.04.24)
- 大峯山~西大峯山縦走 ①(2025.04.23)
- 十方山 瀬戸の滝口からピストン ④(2023.11.09)
- 十方山 瀬戸の滝口からピストン ③(2023.11.08)
最近のコメント