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2020年9月25日 (金)

経小屋山 残念社~宮浜 ③

 イバラに阻まれつつ、それを切り抜けることで、両腕は傷だらけ。「まともに帰ることができるかのぉ」。そういう気持ちが頭の中を018_20200922151701よぎります。もちろん、尾根すじをキープしてはいますが、途中、大岩などもあって大変。じゃが、ルートを外れとったとしても、これを上りきったら何とかなろう。そう思いつつ、この修羅場を乗りきります。

 「かなり上ってきたのぉ」と思えるあたり、細い幹に巻かれた赤テープ発見。「やっぱり、これでエかったんかの」と思いますが、それからもヤブが続きます。それでも何となく、山道っぽいものが出てきました。じゃが、これも束の間。またしても、ヤブ。切り分け、潜り、何とか凌いで、ようやく、鳴川ルートらしきものに合流。

 そこの赤テープには、「残念さん」と記されとった。ここまで難儀したルートは、外れ道じゃなかったんじゃの。じゃが、もう当分、023_20200922151701ここは歩きとうはないの。そんなことを思いつつ、ようやく乗りあげた鳴川ルートを、北東へと道なりに進みます。さっきからじゃが、クモの巣が多いの。手近な枝をもいで、クモの巣切りにします

 ジョロウグモには申し訳ないが、身体で切るか、枝で切るかの違いじゃ。ここまで、散々難儀してきたけれども、そこからも、結構長いハードな道程。ま、そうは言うても、稜線ルートじゃけぇ、これまでのヤブ漕ぎとは違うかの。何なら、展望東屋で止めにするかとも思うとったが、模木階段などを乗りあげたのは、林道。鳴川ルート上り口。

 そうか。こうなったら、とにかく山頂まで行こう。じゃが、それからが結構長い。疲労困憊の脚には堪えるの。道のまん中のにある黒ヘ027_20200922151701ビの死骸などを避けながら、ようやく、596.2mの経小屋山ピークにたどり着きました。この時刻、誰もおらんの。16時00分か。3時間余りかかったか。ま、そうは言うても、日が暮れるまでには下山できよう。

 山陽本線じゃから、帰り便はさほど心配せんでも「a」。あとは、勝手知ったると思いつつも、下りる予定の宮浜ルートの下り口は、「こっちじゃったかいの」と心配しつつ、歩いていきます。林道からのルートを下りていると、上ってくるツルっぱの若い男性。あいさつを交わして、残念社からの辛い思いを話します。

♑ つづき:経小屋山 残念社~宮浜 ④

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