広島南アルプスショートコース逆縦走 ⑤
「そりゃ!」、畑峠を越えて丸山へ向かうぞ。歩いていくと、しきりに武田山からの峠のことを議論する男女ハイカーとすれ違います。そして、たどりついた鉄塔。それにしても、この西側、いつのまにか木が成長して、見通しがさっぱりになっとるの。鉄塔の維持管理に問題はないんかの。
ま、こちらとしては、関わりのねぇことでござんすが。三滝山分岐を右に見て、縦走路を進みます。やがて抉れ道、そしてムーミン岩。そして、丸山に着いたのが12時01分。毎度ながら、ソフトバンクの山頂囲い込みには、腹が立つの。しかも有刺鉄線、For whatじゃ。
ときおり、ヤマツツジの花。そして、何か分からんけど、道に落ちている白い花を楽しみながら歩きます。そういえば、さっきから聞こえる鳥の声。あれはホトトギスじゃろ。確かウグイスの托卵鳥じゃったはず。よう、ウグイスが根絶やしにならんもの。
そうなったら、ホトトギスも困るか。自然のバランスがとれた営みなんじゃろうの。さてと、石山から下りて、例の膝打ち切り枝をチェック。よしよし、赤テープは健在じゃった。たぶん、これに膝を打ちつけて痛い思いをしたハイカーは、他にもおるはずなんじゃ。
そんなことを考えつつ、火山へと向かいます。何となく前に出会ったような気がする、ムゲ上がりハイカー。あいさつは交わしましたが、そのことには言及せず。その他に、ふた組ほどのハイカーとすれ違いながら、火山山頂に着いたのは13時09分。
誰もおらんの。ひと息ついて下山にかかります。北側分岐の標識が新しくなっていました。途中には黒谷山もありますが、いつもながら、長いながい武田山への道程。水越峠からの急登。頭ぶつけ木の切り株は、ハッキリとチェックすることかなわず。
弓場を経て、ようやく武田山。そこには、三世代家族が・・・。こちらは、承久の乱1221年。武田信光をチェックしておきます。安芸の国をもらっても、甲斐は捨てがたかったんかな。どっちが主家になったんかは知らんが。
♋ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ⑥
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