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2020年6月18日 (木)

可部冠山~堂床山縦走 ⑤

 確か前回は、積雪を踏んで上ったんじゃが、よう、こがいな危ない細道を歩いたものよ。そ030_20200610090701んなことを思い出しつつ歩を進めて行くと、再び、尾根すじに。地形図の等高線、両側は急斜面ですが、尾根は割と間隔が広いように見えます。

 じゃが現実は、ときどき急降。突き出した岩に手を添えなければならんところも。それに、そろそろ左膝に力が入り辛くなってきました。ガクッとなってバランスを崩しそうな気配がするので、一歩いっぽ、慎重に歩を進めないと危ない。

 下りていくと、だんだん水の音が聞こえだしてきました。たぶんあれが、「加賀津の滝」じ032_20200610090701ゃろ。そして、その手前あたりに両側が切れ落ちた岩場。もちろん、ここも左脚に注意を払いながら、三点キープ。ちょっとばかりの難儀をして、何とかこの岩を下りきります。

 そこから先には、赤手すりの階段。同時に岩の左下に向けた山道がみえます。ひょっとして、ここから滝が見えるんじゃろうかと進んでみますが、その先には、「堂床山←」の標示板。ははぁ、岩を巻く道もあったんじゃの。またいつかじゃ。

 さてと、階段を下りていきます。湿っているので滑らないよう気をつけて。けっこう長いの035_20200610090701。カウントするのは忘れとった。そして、下りついたところが、加賀津の滝じゃった。ぼんやりとした記憶しかなかったけど、滝はなかなかのもの。

 但し、滝壺あたりは、エメラルドグリーンというわけではないのぉ。ダム湖の水じゃからか。置かれた岩を伝って沢渡り。そこから荒れ林道へと進みます。すぐに下山口かと思っていましたが、けっこうな距離。地形図を再チェックしてみると、なるほど。

 ちょうど、堂床山が入っていた地図断片の南側が切れとったんじゃ。まぁ、道なりなので心配037_20200610090701なありませんが、枝沢の橋を渡ったところで、道の真ん中にテント。はて、どこを通ったらエエもんか。道の具合はどうなっとるんかの。

♍ つづき:可部冠山~堂床山縦走 ⑥

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