可部冠山~堂床山縦走 ③
けっこう急なところも、ときおりありますが、だいたいユル坂。湿地になっているところも、いくつか。ルートを示すピンクテープが木と木を繋ぎ、横に張られていてにぎやか。荒谷山あさひが丘のほぐれリボンほどではありませんが、ちょっと興を削がれる感じ。
ひょっとしたら、トレイルランレース用かも。もう、そろそろその時期じゃが、今年もやるんかの。そんなことを考えながら歩いていると、分岐に「赤紫大滝」の案内。スルーか。いや、帰りのバス便まで時間をもてあます、今日くらいしかチャンスはないで。
そう思い直して、沢沿いに進んでみます。ところが、その先には通行止めのテープ。すぐそばの沢に向けて、テーピングがあったので、下りてみましたが、ちょっとした段差があるだけ。滝のようなものは見当たりませんでした。ムダ足を踏んだの。
すぐに戻って、冠山へ向かいます。さてと、可部別れから先は、急登の覚え。しかし、確かに勾配は大きくなるけど、それほどでもない。じゃが、ピーク直前は、岩をつかまざるを得ない難所。そして、たどり着いた山頂は無人。
岩に座って、見える山々を同定します。備前防山は、山すじひとつ向こうじゃの。前に縦走したけど、ようあそこまで行ったもんじゃ。あのときは、けっこうシンドかったけど、そのはずじゃ。ゆったりと過ごして、北に見える山を大掛山と推定。高いの。
さて、ピーク到着が、10時54分じゃったけぇ、ひょっとしたら、13時13分発のバスに間に合うかもしれんの。という甘い期待。心もち歩を速めますが、待てよ。ということは、15㎞余りを、5時間弱で歩ききらねばならんということになるで。
それは、無理じゃろ。歩き続けているうちに悟っていきます。それに、あんまり急ぐと、山歩きが楽しめんて。ユルコブを上ったり下りたりしながら、歩き続けます。明神ダム湖は見えんかなぁ。やがて、林の間からそれらしきものがチラチラしだします。
♍ つづき:可部冠山~堂床山縦走 ④
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