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2020年4月26日 (日)

高松山 南側沢~尾根 ③

 ふり返ってみると、誰か上ってきた気配は感じていましたが、こちらと反対側の木陰にひとり010_20200420075101座って食事の準備をしていたのは、女性ハイカー。声をかけてみます。もちろん3mくらい離れて。この近くに住んでいるとのことで、白木山へはよく上るらしい。

 コロナ禍のことも含めて、ちょっと長めのヤマ談義。別れ際に、「お元気で」と声をかけられました。こりゃぁ、いよいよ、風体が仙人に近づきよるんかの。まったく自覚はないけど・・・。たいていは「気をつけて」と言うんじゃが、この人の口癖かも。

 そんなことを思いながら、東尾根ルートを下ります。これが、下山じゃからか、けっこう長く014_20200420075101感じるの。すると、突き出した尾根のすぐ下にシカが3頭。こちらの気配を感じたようですが、待機姿勢をとっているような雰囲気。

 軽く舌鼓(ぜっこ)を打って、追い払います。野生。近づいて、ナデナデしてやるわけにはいかんじゃろ。この先、やや砂の多い急坂が。気をつけているつもりでしたが、滑り転げてしまいます。左前腕内側に擦り傷。これがいつまでも、シミシミ痛む。

 若干分かりにくいところもありますが、何度か歩いたルート。やがて、「危険」標示板のある015_20200420075101谷筋に合流。そして、九十九折れを下り、墓苑から下山口に。完歩祝いを飲み干して、途中でも継ぎ足しながら。

 最近覚えた古い歌を口ずさみながら、自転車を走らせます。ポルシェの入っていない、下品な意味を含んだ「自動車ショー歌」とか、飲み屋の女将を祀り上げる「かすみ草の詩」とか、甘ったれの臭いがする「暖簾」とか。

 そして、コマーシャルソングに堕ちたと思っていた「街」・・・。今回は、自転車行往路119分。復路115分。山行97分(昼食16分を含む)でした。

👣 :(了)

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