荒谷山 長楽寺~あさひが丘 ③
さてと、いま少しで不動院。その手前に水場。ホースで水が引かれ、コップも置かれていたの で、ひと口、飲んでみます。少し癒される。あの子供たちも、飲めたらエエなぁ。不動院からの展望を済ませて、さてと、ここからが、荒谷山の上り本ルートなんじゃ。
そう、気を引き締めて上る急勾配。標高差200mほど。等高線がキッチリ詰んでいますが、何とかなろう。岩場からの展望を楽しんでしばらく、上から人の声。今度は父子二人組。あいさつを交わします。「この上りはキツかった。この前上った二ヶ城山より厳しい」。
そう泣きを入れる父さんに、北峰まで行ってきたのかとたずねてみます。すると、その山頂の先がまた急降になっていたので、諦めて下りてきたとのこと。確か、北峰の向こうはさほど勾配は大きくはないはずじゃから、たぶん、南峰で折り返してきたんじゃの。
南峰から先でも、そうたいした高低差はないんじゃがのぉ。それでも、これまでの悪戦苦闘に、それが加わるとなると、気分的にシンドイか。ま、人それぞれ。その体力と精神力に合った歩き方で、山歩きを楽しめばエエんじゃ。
南峰571m。まさしくここは通過点。東尾根ルートをチェックして、北の鞍部へと向かいます。西谷ルートをチェックせむとしますが、直近の谷ではなく、かなり進んだところにありました。もうひとつ北側の谷すじじゃった。
さぁ、あと少しで北峰じゃ。もうひと踏ん張りと思って、上っていると、段になった木の根。ここから爪先を上げきれずに、転倒してしまいます。負傷はしませんでしたが、どこじゃったか忘れたけど、すぐに立てない痛み。
それで、ほんのひとときの休憩を兼ねて、ゆっくり体勢を立て直します。やがてまもなく、北峰山頂630.9mへたどり着きました。そこには夫婦ハイカー。いままでコケとったのに、スリーブレス姿で判断したのか、「元気がエエねぇ」と男性の言。
♎ つづき:荒谷山 長楽寺~あさひが丘 ④
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