絵下山 小屋浦~八幡神社 ③
寒くはないんかの。少し離れたところなので、あいさつを交わすこともなく通り過ぎます。さて、明神山じゃ。いったん、急坂を下りてユル坂。そして再び、長くてユルい上り坂になります。この山、南北に長い稜線なんじゃな。その方向から見ると、屹立した急峻じゃが。そのことに、改めて気づきます。
山頂をチェックして、いよいよ下りルートじゃ。滑らんように3点キープ。頼れるものは、何でもつかみます。344ピーク手前で、高尾山方面からゆっくりと上ってくる男性ハイカー、あいさつを交わします。今日出会うはじめてのハイカー。さらに、そこから下りていると、親子と思われる男女ハイカー。
これから、「矢野城」へ行くとのこと。確か、さっき歩いてきた絵下山直下の分岐から行く、発喜山ルートを通らねばならぬはず。若干、矢野城の記憶が曖昧じゃったが、そのことを伝えます。男性の方は、2本杖で、足元がちょっとおぼつかないようにも見えますが、こちらが言うまでもなく、準備はしてきているはず。
「気をつけて」と、すれ違います。後から、「矢野山地図」を見ると間違いなく、矢野城のあるのは発喜山ルートじゃった。ま、山歩きは自己責任。彼らのその先のことは、彼らに任せよう。そんなことを思いつつ、252.3三角点はスルーして、高尾山への上り。ちょっとハードじゃが、何とか乗りきって、ここでひと息。
さてと、滑っても大事にならぬよう手すりを伝いながら、模木階段を下りて、その後もほぼ下り。しばらくすると、カサカサ音をたてて、夫婦ウォーカーが上ってきました。女性が「今日は暖かいですね」と、声をかけてきたので、「割と寒くはないですね」と応えておきました。朝はけっこう寒かったんじゃが。
坂を上っているから、身体が温まったんじゃろ。それからしばらくすると、道は西へと折れます。坂を道なりに進んでいくと、このまま八幡神社に向かうはず。そう思うとったら、墓地のところで、下方にテープ。何か違和感があるけど、今日はこれに従ってみるかと、下りてみます。すると、どうも違う生活道に。
そこで、斜面沿いに北へ小道をトラバースします。やがて、「八幡神社発祥の地」とかいう書き込みのあるモルタル壁。何のことか、よう分からんが、その下へ下りて、しばらく進むと神社の下へ出てきました。いつもと違うルートをたどることになってしまいましたが、ま、それはそれ。一応、八幡神社に着いたで。坂駅には、14時21分到着。
〰 :(了)
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