火の見山・福王寺山縦走 ④
それから若干の緩急はあるものの、基本的には山の外観どおりの急勾配が続きます。確かに、何のマーキングもありませんが、一本道なので、何とか行けます。やがて、見上げると空。それに何度か希望を託しますが、裏切られることしばし。じゃが、こんなことは、これまで何度も経験。「山の向こうは山」なんじゃ。多少のことで屈することはできん。
乗り上げてそのまま進みます。すると、もう山頂直近かと思い込んだあたりで、赤テープ発見。「今さら」と思いつつも、まだその先は長かった。それで、それから続くテープに、気持ちの上でも助けられます。やがて、ピーク手前の、南からの乗り上げルートに。よしっ!。ようやくたどり着いたのは、電波塔のあるピーク。12時14分。
495.9三角点もチェック。とりあえずここで昼食じゃ。気温10.1℃、湿度56%じゃが、風があまりないので、ウィンドブレーカーを羽織れば、快適に過ごせます。ゆったりと15分間。但し、あまり長居はできんで。早々にオムスビを食べ終えて下山にかかります。後、4kmじゃて。福王寺山、下から眺めても横長じゃが、稜線も長いで。
それでも、途中の祠まで、急登とそれを上まわる急降があります。「山めぐり」はせずに、参道を進みます。そして、石段を伝って福王寺境内に。今日は、金亀池もチェックせず、ダイレクトに山門を下りることにしました。ずっと、石段が続きます。脚に堪えますが、何とか乗りきって、尾根筋ルートに、乗り上げ。
はてと、観音坂ルートへの分岐はどこじゃったかいの。探しながらユル尾根を下りていきます。若干迷いつつも、384コブを過ぎたあたりに、立派な分岐標示を発見。ここじゃったんじゃ。そこからは、模木階段や急坂を下ります。けっこう長いのと思いつつ。そして、ようやく覚えにある展望場所に到達。
水分補給して、これを左へと下りていきます。しばらくすると、右への分岐。ピンクリボンが、えらいにぎやかじゃの。じゃが、その先は、ちょっと歩きにくそうな斜面トラバース道。「これじゃったかいのぅ」と、何となく違和感。そう思いつつも、このピンクリボンに惹かれてしまう。じゃが、やがて急勾配。
💦 つづき:火の見山・福王寺山縦走 ⑤
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