角山 志和口~井原市 ②
この道、これまで懸案にはなっとったけど、これまで一度も挑戦したことがなかったんじゃ。それらしき道のようなところに、めぼしをつけて歩いてみます。若干の階段を経て、手前の坂にたどり着きましたが、その先に、もっとまともな小坂があるのを発見。次はこれじゃの。さてと、日浦林道。やがて、工場のような建屋の横を過ぎていきます。
勾配の大きなところも、しばし。何とか歩こう会の角山登山記録にあった、立入禁止の標示板のある沢道の取り付きをやり過ごして、まだまだこれからじゃと思いつつ、急坂を上ります。やがて、いちばん初めに迷い出た、斜めフェンスのある谷。そして、高鉢山、安駄山を眺めながら、やうやう登山口に到達。
向かいの風呂ヶ谷山方面への取り付きも、踏み込んでチェック。左側がルートじゃの。ここまでの上りで、ちょっとばかり疲れ気味じゃが、何、これからが本番の山歩きで。マイペースで上っていきますが、それでも、潅木つかみの急斜面は、結構なもの。そんなことを思いつつ、角山山頂にたどり着いたのは、10時42分。
道々考えてはいましたが、昼飯にはちょっと早いの。よし今日は、ビール瓶サークルのピークで食べることにしよ。急緩急の坂を下りて、やや緩やかな鞍部にそう。ときおり右に曲がるのが心配。地図上でコンパスを使って、方角を確認します。そんなことを何度か。コンパスにセットした方角よりも、この方が確かなことを見出します。
やがて、前方に大ヌタ場。おっとこれは590ピーク。そういえば、手前に尾根筋のようなもんがあったの。マイテープをそのあたりでチェックしてみますが、どうも見あたりません。太い幹ばかりじゃからかの。じゃが、たぶんこっちに違いない。そう思いながら進んでいくと、確かに見覚えのある道。
若干の急降、急登を経て、ビール瓶サークルのあるピークに着いたのは、11時14分。ここで昼食。気温16.2℃、湿度51%で、ウインドブレーカーを着ないと、スリーブレスではちょっと寒い。さてと、後半ルートに進むか。これからが本番じゃ。3つコブを意識して歩きます。マイテープに気をつけて、枝尾根に入り込まぬように。
ときおり迷いますが、何とかテープを見つけたり、コンパスチェックしたりしながら、何とか乗りきっていきます。そんなことをしつつ、 中の連山を歩いていると、前方に人が座っていました。「こんなところでヒトに出会うとは」と、思わず笑顔で声をかけてしまいます。いったい、どこからどこまで歩くんじゃろ。
👣 つづき:角山 志和口~井原市 ③
« 角山 志和口~井原市 ① | トップページ | 角山 志和口~井原市 ③ »
「三篠川流域」カテゴリの記事
- 白木山 椿谷・滝~正面コース ⑤(2023.06.02)
- 白木山 椿谷・滝~正面コース ④(2023.06.01)
- 白木山 椿谷・滝~正面コース ③(2023.05.31)
- 白木山 椿谷・滝~正面コース ②(2023.05.30)
- 白木山 椿谷・滝~正面コース ①(2023.05.29)
コメント