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2019年11月 6日 (水)

螺山 ③

 しかし、いまさら引き返すというのも何じゃ。斜面トラバースは心外じゃが、コンパスは何となく東方向。そんなことを考えながら歩いて014_20191103162301いくと、再び尾根筋に乗り上げました。ルートがハッキリせんのは、山歩きネットの略図を見て、自分が引いた線じゃから、テェゲェか。それにしても、ほかに選択肢はない。

 そう思って、この尾根を下りていきます。何とか道のようなものは続いてはいますが、倒木や潅木ヤブがあったり、確信が持てぬまま。ところがやがて、文字の消えかかった分岐表示板に到達。いずれにしても、これじゃ。電波塔・霊泉何とかの方へと進みます。次の分岐を、目前に迫った塔を左に巻くように曲がると、草生した模木階段。

 やがて、荒れ林道に下り立ちました。ひょっとしたら、一番北側にあるルートかも。この暑さ、楽しみにしとった水場は、見当たらんで。仕方なくそのまま下山口に。確かにここにも、風化した下山口表示。道路の状況をチェックしてみると、やっぱり虹山団地の北端じゃった。そこからは、幹線道路を道なりに。

 こりゃぁ結構、長い道のり。あき亀山駅へ向かうのはどの分岐か。見当をつけながら歩きます。さてここかと思える交差点。下りてきた女性に024_20191103162401 聴いてみます。すると、もうひとつ下の信号のある交差点とのこと。螺山に上ってきたとを話すと、「元気がエエですね」との応え。さてと、そこから中学校、小学校をまわるのじゃが、これが上り坂。

 これが、最後の追い込みじゃ。ユル坂じゃが、結構堪えます。朝の登山口へのルートをチェックしながら、峠のピークまで乗り切って、あとは下り坂。「河戸駅」の遺跡がありましたが、ちょっと線路から離れすぎのような気がします。あき亀山の無人駅に着くと、次の便が待機していました。それに乗って、データを書き出しつつ、帰途に。

☕ :(了)

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