螺山 ②
あき亀山駅南側は、造成工事まっ最中。ひょっとしたらと思っていたとおり、駅横の表示には、安佐市民病院が造られるとの案内。その西側には、宅地造成も行われとる様子。「なるほどの」。そう思いながら、地図をチェックしつつ登山口へと向かいます。何しろ前回は2012年。螺山から南へ下りて、茶臼山を縦走した記録。
その記憶も残っていましたが、「これを逆送したかどうか」。そのことは、定かに覚えていません。じゃがたぶん、逆送は初めてじゃろ。亀山中学校への進入路に入りそうになるのをこらえます。そして、バス停にあった、山歩き案内板を参考にして、何とか「南」登山口へとたどり着きました。ここまで歩くだけでも、大汗じゃ。
さてと、はじめは、適当なユル坂ですが、しばらくすると、急勾配な斜面の九十九折れと直登ルートに。しばらく上ると、先が明るくなって きました。「山頂も、もうすぐじゃろ」と期待。ここでのどの渇きを覚えます。無理に辛抱せず、水分補給。欲したときに飲もう。しかしすぐその先には、「あと400m」の標示板。
そうか、スパークに行くよりは短いけど、まだ結構な距離じゃの。ま、ここは黙って歩く以外にない。もちろん、ときおり、叱咤激励する声を自らにかけながら・・・。「山頂前に展望箇所がある」と山歩きサイトにはあったけど、見当たらなんだで。ひょっとして、中腹あたりに、林が開けたとところがあったけど、あれかの。阿武山しかみえんかったがの。
脱水症にならんように気をつけながら、ようやく、螺山山頂に到着したのは、11時29分。それにしても、スッキリせん広場じゃの。三篠川 流域の山々が見えるので、眺めるのには問題ないのですが、写真を撮るのには、電線がじゃまじゃの。ここで、昼飯時。丸太に坐ってみます。陽があたっているところは暑いので、日陰の方へ。
気温27.5℃、湿度66%じゃが、涼風が吹いてさわやか。ゆっくりとオムスビ食べます。休憩は16分。さて、出発するか。北ルートをたどります。はじめはユル尾根、その後しばし急勾配。そして、またユル坂になります。しばらく下りていくとやがて、前方は文字の薄れた標示板で封鎖。ここが北口への分岐じゃろ。
そう思って、見下ろして見ますが、倒木が並ぶ急斜面。それに屈することなく下りてゆくと、確かに道のようなもの。それにしても、谷筋気味。そして、ルートは右の斜面をトラバースすることに。一旦尾根に乗り上げます。「これかの」と思って下りてみますが、どうも、道らしからぬ尾根筋。こりゃぁ、違うで。
「そう言えば、向こう斜面に下る方向に道があったの」。それを思い起こし、すぐに戻って、その道をたどってみます。しかし、進むにつれ、片足幅より少し広いだけの難路。これまで、こういう場合は、何度かルート外れになった経験があるんじゃ。今回もそうかの。前回2012年に歩いたことは、ウロ覚え。
☕ つづき:螺山 ③
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