広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
何もおらんの。大丈夫じゃ。ならば安心して、昼飯にしよ。定岩に座って、オムスビを食べます。気温21.4℃、湿度49%と心地よし。ゆっくりと、15分間。さてと後半ルートに出発。おっ、今日はさほど脚のダメージを感じんで。良かバイ、良かバイ。大茶臼山ピークを経て、丸山へ。いつものように、ピーク間近でムーミン岩をチェック。
山頂広場は、有刺鉄線の張りめぐらされた、宿敵ソフトバンクの独擅場。いつものことながら、腹立たしさを感じるが、3つの山頂プレートは、まだ無事じゃった。ひと息ついて火山へ。途中、「暑いね」という泣き言ハイカーに出会う。「確かにそうですが、ときおり吹く風が気持ち良い」と返すと、それには共感。
この時季、乾いた風に吹かれるときは、「生きていて良かった」と心の底から感じるんじゃ。眺望の良い石山を経て、権現峠から伴(三田)峠を経て、まだしばし、上り下りの繰り返しがあるんじゃと心を引き締めます。それでもやがて、火山ピーク。誰もおらんで。大下りして、黒谷山そして武田山へと向かいます。
水越峠でひと息ついて、急坂弓場ルートを上ります。テープがよく目立つ「頭ぶつけ木」は、何ごともなくスルーして、稜線に乗り上げました。4つくらいの小コブを上り下りして、ようやく武田山山頂に到達。ここも、今日は無人じゃの。ちょっとばかり、眺めはエエかのぉ。ひと息ついて下山にかかります。
展望広場から、ヒノキ林の九十九折れ。結構な急坂のところもあるで、そう思いつつ長寿櫻、今日は落ち葉の溜まった下道を通ります。そして、看板の損壊された夫婦スギ。まだヤブにはなっていない広い谷道を下りていきます。少し上って、七九谷尾根ルート。いつものように、下のベンチで完歩祝い。
山歩きバージョンを解除しつつ、温湿計もチェックしておきます。後は、難儀な斜面を下りて、谷ルートに合流。ところで、この斜面の入口には、何やら標示板の準備のような板が置かれていました。そして、今日は例のクスリ瓶がどうも見あたらなんだが、この板と関係あるんかの。ま、いずれ分るじゃろ。
花みずき台下山口手前のガードレールのところ、雑草が繁茂しとるの。じゃが、幸いなことに、ひっつき種の時季ではないらしい。下山口そのものはスッキリしとったで。そして、高級住宅街を経て、日吉神社横の急坂。このあたりに暮らしとる人も大変じゃの。改めて、そんなことを考えつつ、平地へと下ります。
クルマの多い県道を渡らせてもらい、可部線踏切を越えて、古市橋駅へ。少し待ち時間があるので、近くのローソンへ寄って、アルコール補給。駅に戻って、まもなくやってきた列車に乗って、帰途につきます。広島南アルプス縦走は、熱中症対策のため、最高気温が30℃を下回る9月下旬ころまで、当分の間休憩じゃ。
🚃 :(了)
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