角山連山縦走失敗 志和口~井原市 ②
それから、朝の買出しをして、気分良く出かけることに。7時33分発の電車は、さすがにいつもどおりのラッシュ気味。芸備線の乗換えで何とか着座して、前祝の二杯目を飲む。何、志和口駅代行バス停からは、はじめの急勾配を過ぎれば、後は林道のユル坂。登山口辺りまでには、すっきりするじゃろ。
車窓から、快晴の春日野団地などを眺めながら過ごします。バスに乗り換えて、ほんのちょっと、うとうとしながらも、まぁ、今日一日、恐れんでも、何とかなろう。何とかするわい。よっしゃ、やったるぞぉー。チャレンジ精神が、ふつふつと沸いてきました。さてと、志和口駅代行バス停から、歩を進めます。
駅前通りから、よく確かめて、ルートに向かいます。前回、早曲がりしてしまった分岐をチェック。歩いていると、確か、いつも犬に吠られる家の男性が、高台から下りていたのであいさつ。そのまま通り過ぎようとすると、「山へ行くんかね」と声をかけられます。「へぇ、角山でごぜぇます」と応える。
すると、「昔はマツタケを採りに行ったもんですよ」とのこと。「あれは、山を手入れせんと生えんようになるらしいですね」と、返しておきます。そこから長々し道程ですが、出はじめのためか、この前の帰途ほどうんざり気分はありません。緩急を繰り返す勾配。「立入禁止」の未舗装林道のあるカーブ。
前に、何とか「歩こう会」のネットデータでは、ここを上っているように読めましたが、まともに角山ピークに到達できたんかの。錯覚しとるんじゃなかろうかの、などと思いつつ、ずっと前によじ登ったガードレールのある沢をチェックして、登山口をめざします。やがて、ふり返ると、高鉢山らしき山、右には安駄山か。
いずれの山も、苦い感覚が伴うのぉ。そうこうしていると、やがて登山口。テーピングしたところから、上っていきます。この前発見した整備された谷道。歩きやすいのぉ。すぐに祠、そして、ユル尾根を上っていくと、アセビにつけたマイテープ。さらに、鉄塔を右に見ながら上っていきます。急ではあるが、何とかなる勾配。
しかしやがて、潅木をつかまねばならん、覚悟していた坂に。一本道の上りですが、稜線との合流点は、あまり分りやすいとは言えんの。そ う思いつつ、ピークに到達。ほぼ予定どおりの10時53分。気温21.8℃、湿度32%。かなり早いけど、ここで昼飯にします。さてと、向うの下りにはマイテープ。
これに従う。急坂を下りて、ユル鞍部。そこから若干上り下りの繰り返し。前回、北へ下りかけた尾根ルートの分岐を、「たぶんこれじゃの」とチェック。そして、正道を進みます。こっちからのルートでは、ほとんど迷いようがないんじゃがの。このあたりが、前回のテーピング行でしどろもどろになった長い道程。
💣 つづき:角山連山縦走失敗 志和口~井原市 ③
« 角山連山縦走失敗 志和口~井原市 ① | トップページ | 角山連山縦走失敗 志和口~井原市 ③ »
「三篠川流域」カテゴリの記事
- 白木山 椿谷・滝~正面コース ⑤(2023.06.02)
- 白木山 椿谷・滝~正面コース ④(2023.06.01)
- 白木山 椿谷・滝~正面コース ③(2023.05.31)
- 白木山 椿谷・滝~正面コース ②(2023.05.30)
- 白木山 椿谷・滝~正面コース ①(2023.05.29)
コメント