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2019年5月30日 (木)

広島南アルプスショートコース順縦走 ④

 さてと、ヤマビルもじゃが、気になっていたのは、己斐峠への正ルートのことじゃ。いったい、どうなっとるんかの。そう思いつつ、パノラマルートの荒れた急勾配を下りていきます。封鎖ロープが解除されているのは前回の逆走でチェック。はてと、すぐそばの骨小屋が目印なんじゃ。久しぶりじゃが、その先はしばらくユル坂。

 そして、覚えのある急勾配が均されとった。その先には斜面を伝うアルミ(?)階段に。勾配は並なんじゃが、継ぎ目に何の落016_4下防止もないところもあって、ちょっと、怖い気分。ま、多分、上るときはそうでもなかろうがの。そして、柚木城山口へと向かいます。これまでの代替ルートとどっちが近いかの。

 さてと、ここからは、いつものとおり。柚木城山から315ピークへ。さらに捻れ階段を、テェゲェにオーバーカウントしつつ、草沼道から竹林を上ります。鬼ヶ城山も無人でしたが、鈴ヶ峰へ向かっていると、何人ものハイカーというかウォーカーに出会います。道行地蔵のベンチで、登山靴を脱いで足首を回す男性ハイカーにあいさつ。

 「どっちへ向かっとるんじゃろ」、そう思いながら通り過ぎます。鉄塔下から上りかかったころ、気配を感じたので、ふりかえりますが、後続者は見当たらず。ところが、東峰の東斜面直下にたどり着いて、水分補給をしていると、さっきの休憩ハイカーらしきひとがやってきました。越すなら越せと思いつつも急な斜面を、マイペース+αで上ります。

 結局、追い越されることもなく東峰ピークに到着。すると、西峰方向から歩いてくるランニングハイカー。今度は向うも覚えていたようで、3度めのあいさつを交わします。「西峰まで行って来たんのですか」と問うと、「向うから下りようと思ったけど、ケイタイの電池が切れてしまい、迎えの手配ができんようになった」との答え。

 「五日市駅まで歩いたら、20㎞を越えるで」と返します。そしてこの際、聞いてみるか。「迷走の親子は、おったんか」。すると、「分らんかった」とのこと。「そもそも、知り合いじゃったんか」と聞くと、「武田山で出会った、もうひとりの男性ハイカーから言伝を頼まれた」とのこと。親子は迷走していたわけではないらしい。

 そうじゃったんか。やっぱり、はじめて歩くコースで迷い人探しは、無理じゃと思うとったんじゃ。話を突き詰めてみると、ランニングハイカーへの不信感は解けたで。柚木城山へは、国泰寺からの封鎖ルートをムリヤリ上ってきたらしい。この縦走をするのに、地図らしきものを持っとるようには見えんで。大胆な男じゃの。

🚃 つづき: 広島南アルプスショートコース順縦走 ⑤

 

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