広島南アルプスロングコース逆縦走 ③
さてと、尾根に乗り上げてみると、封鎖ロープがなくなっています。おっこりゃ、正ルートがようやく回復したんかもしれんの。よし、5月のショートコース順縦走では、こちらを探索してみよう。しばらく行くと、谷ルート端緒への分岐、なぜかこちらも開放されとるで。そしてまもなく、パノラマルート急登の入口に。
入りかけたところで、男性ハイカーが下りてきました。こちらがタームキープ表を提げているのを見て、「何かの調査ですか」と聞くので、ガガラ山の端までの時刻を記したものと応えると、驚きの反応。「何、しまいには脚が痛くなるんですよ」と返すと、「お宅なら、健脚じゃけん大丈夫」と、明確な根拠もないのにカラ激励。
適当に相槌を打って、先へ向かいます。展望岩へは11時42分と、同タイム。ま、前回より調子が良い方か。そう思って、あまり時間を気にせず、オムスビを食べていると、錫杖の音。己斐峠方向から上ってきたのは男性ハイカー。こちらが、定岩にいたのが気に食わなかったのか、ひとつ下の岩に座ったよう。
そろそろ、食べ終えむとするころ、そのハイカーが戻ってきました。畑峠方面へ先行するようです。あの歩きっぷりでは、すぐに追い越さにゃぁならんかもしれんの。しかしもはや、いかんともしがたし。なりゆき次第じゃ。錫杖の音を追って進みます。「ありゃ、けっこう速いんかの」と思うとったら、やがてその後姿。
ガードレール越えの前で、しゃがんでいました。「何か、エエもんでもありますか」と問いかけると、「ワラビがあった」とのこと。そばを通り抜けて、大茶臼山山頂標示へ。ジャストタイムの12時00分。丸山へと向かいますが、途中で所要を足したりしたので、ピークに着いたのは、6分遅れの12時43分。
火山へ向かっていると、5~6人のパーティとすれ違います。「どこまで」と先頭の男性に聞かれたので、「八幡東から安東まで」と応えます。すると、後続の女性が「スゴイね」と賞賛。ここでも、「じゃが、終わり頃には足が痛うなるんです」と返しておきました。もはや、このあたりで、すでに違和感があったんじゃがの。
石山の上には、風景を堪能する若者と連れの小犬。よく吠えるので、噛みゃぁせんじゃろうかと思いつつ。ま、そのときはそのときと、鷹揚に対処。何とか切り抜けて、下りていきます。火山にたどり着いたのは、13時44分と11分遅れに。じゃが、かなり足が痛うなってきたから、これ以上、速うは進めんで。
💥 つづき: 広島南アルプスロングコース逆縦走 ④
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