真道山 花見歩き ③
しばらくすると、西ルートから上がってきた男女が、「そろそろ上ってみるか」と思っていた展望ヤグラへ先行。何と男性はスーツ姿。こんなら、クルマで直下まで来たんじゃの。しばらく待っていましたが、「もはやこれまで」と、ヤグラに上ることにしました。あいさつを交わします。すると、ずっと上ってきたのかと聞かれたので、中町港からと応えます。
それに対して、驚きの声。何、ユルい林道を上るルート、大したもんではないと返しておきます。それより、西側ルートは上ってくるんが大変じゃったろと聞き返すと、頷き。さてと、こちらはそれを下りて行くんじゃ。しかし、思っとったより、まともな摸木階段。下りやすいで。そして、道路を越えたところにクルマ。
どうも、先ほどのカップルのものらしい。それをやり過ごすと、小コブ。その先は、脚に堪えるけっこうな急降が続きます。ま、そうは言うても、それほど長い距離ではありません。やがて、トリイ型の獣避けフェンスに到達。ここからは、憩いの森の中を通る林道。盛りのシダレザクラを過ぎ、やがて、管理棟。
そして分岐に。たぶん、右への上り坂がルートじゃろ。地形図と風景の記憶からそう判断して、歩き進んでいくと、これで間違いなしと確信することに。それにしても、入り組んだ長い林道じゃの。途中には上り下りもありました。そして、右への分岐に入り込まんようにと、注意していたつもりじゃったんじゃが・・・。
気づいてみるといつの間にか、大回りのルート。そのことは、交差箇所の道路の形状でようやく分りました。ちょっと歩きすぎたかの。正道分岐は紛らわしゅうて、判然とせんかったで。そうじゃ、サッパリ分らんかったんじゃ。そこからは、左(南)方にあるスポーツセンターを目印にして、先へと進みます。
センターの右側から北へ進む、本来予定していたルートに合流して、中町港へと向かいます。前方100mほど先を歩いていた女性ウォーカーらしき二人には、追いつくことができず、いつの間にか民家へと消えてしまいました。桟橋に到着したのは、12時37分。次の便まで、あと1時間半ほど。ゆっくり、データの書き出しでもするか。
待合所のテレビで、藤井七段の「鬼手」とかいうものを紹介していたので、つい見入ってしまいます。その後は書き出しに専念。14時が近づいたので手を止めて、水槽を眺めて楽しむこと。早めに到着した「はやしお」に乗り込みます。それにしても、今回の山歩き、「申しわけないが、生きていた良かった」を実感。
🏥 :(了)
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