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2019年3月 5日 (火)

角山連山迷走 志和口~井原市 ②

 まぁ、そうバタバタせずに出発できました。それでも、山陽本線の上り列車では、リュ006ックを前に抱えんといかんほどなのは、前回と同じ。広島駅まで、じぃ~っと立っとるのは辛いのぉ。芸備線に乗り換えて、さらに、下深川で代行バスに乗り換え。運転手に、「帰りの切符は、井原市駅で買わにゃぁいけんのかね」と、たずねてみます。

 「基本的には、そのとおり」。但し、「下深川に駅員がいる時間帯ならば、事情を話したら、そこで買うこともできる」との応え。じゃが、乗車駅の申告は良心の問題じゃの。ま、下山した時刻によっては、それも考えてみるか。問題は、角山からの東への未踏ルートじゃて。そんなことを思いながら、志和口駅代行バス停。

 進路を確かめつつ、白木中学校前を通って、登山口へと向う4㎞余りの舗装道。は007じめのうちは、若干急勾配ですが、その先、割とユル坂に。民家や工場が途切れた頃、下りてくる男性ウォーカー。あいさつを交わします。「角山へ行くんですか」と聞かれたので、「そうですが、取り付きが分りにくい」と訴えます。

 すると、「この峠の頂点に上り口がある」との教え。このたびは、だいたいの見当はつけてはきましたが、実体験を聞くとよく分ります。その男性、膝に関節ネズミがあるとかで、山歩きができにんようになったとのこと。「10年くらい前に、角山行の山道にテーピングしたけど、いまはもう・・・」との話も。

 お礼を言って、すれ違います。やがて急坂のU字カーブから、しばらく進むとようや012く、この前乗り上げた沢が見えてきました。そして、さらに進むと地図にあった池。砂防ダム湖のようです。さらに左側には、通行止めになっている林道口。そこからもけっこう長い坂。じゃが、頂点までじゃけんの。

 そう思いつつ、ようやくそれらしき最高点。左側からの山道出口をチェックして、さぁ、こちらの本望となる右側のテープを確認。鬱蒼とした森を囲んで、ルートがあります。当初、尾根周りでと上りはじめましたが、よく眺めると、窪地を横切るルートもあるようなので、そちらを進むことにしました。

 いずれにしても、尾根道へ乗り上げたところに、目印になる小さな祠。はじめのうちは013安楽なユル坂。やがて送電鉄塔。この南側にある紅白の標柱が、この前の間違いポイントじゃの。そこから急勾配に。しかし、この前下りたときのように、始終潅木をつかむわけではありませんでした。それは、ところどころ。

 そして、角山ピークに到達したのは11時01分。ちょっと早いけど、ここで昼食にします。その前に、これからの進路をチェックしますが、確定しないまま。気温13.4℃、湿度51%ですが、風が穏やかなので、上着をはおれば、快適。オムスビを食べ終え、さて、これからどちらへ向かうか。それを決めることにします。

つづき: 角山連山迷走 志和口~井原市 ③

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