荒谷山クランク 南峰東~北峰西 ③
南峰到着が12時過ぎてしまったら、北峰へ行かずここで昼食にしようか。これまでの道中、そう思っていましたが、11時45分なら、北峰へ行こう。さらに、歩きつつ、待てよ、北峰ピストンも、やっぱり面白うないのぉ。北峰から西へ下りるクランクルートに挑戦してみるか。そんな気力が湧いてきました。
北峰に乗り上げてみると、先着の男性ハイカーが昼食を取っている様子。あいさつを交わして、そばの倒木に座ります。初めて、荒谷山に上ってきたとのこと。落ち着いた、品のある話し方。しばし、ヤマ談義。極力、「先輩」風を吹かさないよう心がけます。いつものペースで、オムスビを食べたつもり。
ところが18分間も。やっぱり、気持ちよくふれあった分、長くなったかの。そのハイカーの先発を見送って。さてと、行くか・・・。木で封鎖されているようにも見えますが、その先、若干のヤブっぽさをやり過ごした尾根には、何の案内標示もありませんが、確かな道。尾根が左右分岐するところに、はじめて古いテープ&リボン。
さらにもうひとつ下の尾根分岐。ここはネット情報から、頭の片隅に残っていた「大岩」で判断。しかしながらその後、だんだん、ヤブっぽくなってきました。すると、目前に岩山。これを上ったもんかどうか。しばし、考えます。無理をすれば、上れんこともないが、ハッキリしたルートはなさそう。どうすべや。
そこで、少し後に引いて見ると、左側に巻きルートのようなものがありました。「これじゃ」と、歩を進めてみますが、幅の狭いトラバース道。何とか回り込んで、岩山をふり返ってみると、こちらは割りとユルそう。これを乗り越えてきた方が、エかったかのぉと思えるような按配。それから、しばし山道。
めずらしくリボンも。しかしやがて、495と思しきピークを過ぎたあたりから、「わけ分らん斜面」に。とにかく、歩けそうなところを、探りながら下りていきます。ところが、いつのまにか、道のようなものが見当たらんようになってきたで。そこで、コンパスチェック。すると、進んでいるのは北方向。
こりゃ、いけん。さっきのピークまで引き返し。そして、南側に道らしきものはないか、慎重に探りながら、下りていきます。しばらくすると、「山」の石標発見。「やっぱり、こっちじゃったんじゃ」と、安心しつつ、下りていきますが、やがて、急段差に。とにかく、南へ向かう踏み跡のようなものをたどります。
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