広島南アルプスロングコース順縦走 ②
ときどき、チェックポイントを見過ごして、「ワープ」しながら、今日2番目に難儀なルート をたどって、火山に。山頂の手前で熊スズの音。「こりゃ誰か、先行者がおるの」。そう思いつつ、ピークに乗り上げてみると、男女5~6名のパーティ。あいさつを交わします。すると、写真を撮ってほしいとのこと。
それならと、カメラを受け取っているその隙に、女性がチョコを2枚、こちらの胸ポケットに入れてくれました。ありがたい。見知らぬカメラ、シャッターの位置が分からず、しばしマゴマゴしましたが、何とか撮り終えました。その最中に、どこまで歩くのか聞かれたので、鈴ヶ峰まで縦走すると応えます。
すると、「時間がないのに申しわけない」との思いやりの声。それに対して、「何、 休息したと思えばなんてことなない」と鷹揚に応じておきました。確かにそのときは+1分で、そのとおりじゃったんじゃ。さらに、どこからと聞かれたので、「観音から」と言うと「へぇ~」というい反応。別に、縦走の中間点じゃ。
何で、それほど驚嘆するのか。よう分らんの。彼らは、ひょっとしたら地元から地元の山へのパターンか。これから、ゆっくりと丸山へ向かうらしい。反射板のことも聞かれましたが、すでに撤去されていることを伝えると、「どうも見当たらなんと思うとった」とのこと。そうか、そういうことなら、かなり久しぶりなんじゃの。
さてと、先行して、石山に到達。いつものように火山、武田山をふりかえります。丸 山へは+1分をキープ。ま、この調子か。いつもならこのあたり、速足になるのですが、ムーミン岩を眺めたりして、少しペースダウンしてしもうたか。大茶臼山に着いたときには、+5分に。ま、20分までは大丈夫じゃけん。
そう思いながら、展望岩には+6分で到達。風もなく、気温12.7℃、湿度41%と、心地よい。ゆっくりと、さほど時間も気にせず昼食を楽しみます。そのため、出発時刻は+9分に。とは言うても、あんまり遅うなってもいかんで。そう思いつつも、柚木城山に着いたときには、+11分になってしもうた。
まだ余裕はあるけど、これをキープしておかにゃぁならんで。そのためには少し急がにゃぁと下りかけると、この山頂への坂を、ぼちぼち上ってくる女性ハイカー2人組みに待たされます。ま、こんなときでも、不心得ドライバーのように、大きなクラクションの音を鳴らして、脅かせるような真似はしません。
それにしても、315ピークに着いたときには、+14分に。これ以上遅らせるわけにはいかんじゃろぉと、足を速めているつもりじゃが、草沼道を下りて、鬼ヶ城山へたどり着いたときには、+15分に。おぃおぃ、こりゃぁいかんで。「歩けども歩けども、わがタイム少しも縮まらず」。しかし、「じっと脚を見る・・・」暇はないで。
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