阿武山 太田川口~七軒茶屋 ②
上八木駅のホームをおりて切符を受取箱へ入れていると、年配の女性が、「これは どこへ置いたらいいのでしょうか」と大きな切符を手に、たずねてきました。「その切符がここで終わりなら、この箱へ」と応じます。そして、次は「トイレは?」との質問。はて、こちらもよう分らん。どっか近くにあるはずと、周囲を見渡してみます。
すると、改札口のすぐ横に、ボックス式のトイレ発見。それを指し示します。礼の言葉に返答して、直ちに出発。太田川橋西詰めまで歩いて、山裾の崩落跡にできた砂防ダムをカメラに収めたところで、出発時刻を記録するのを忘れていたことに気づく。撹乱者があると、すぐにいつもの手順を見失ってしまう。
もはや、こぼれた水は盆にはもどらない。列車の到着時刻+αくらいにしとくか。まぁ、 テェゲェでエエんじゃ。太田川登山口までの長々し道程。ま、いつものことじゃが、今日は1月2日なので、クルマが少ないのが幸い。やがて、登山口に到達しました。見慣れた標示板。ここから腹を決めて、上り坂です。
折り返し道を進むと、広い尾根。しばらく上っていくと、それが谷に収斂され、三点キープが必要な岩場上りに。ロープの補助も利用しながら、それを乗りきりますが、まだまだ。その先も、長い急登が続きます。ま、そうは言っても、このあたりが整備されて以来、道に迷ったことはありません。
未だに、沢渡りのロープが張られています。ところが、こちらの岸にも道。確かこ っちじゃったんじゃと、急勾配ですが、これを上ります。合流点に乗り上げると、向こう岸からの道は荒れています。しかも対岸の谷道には倒木が並んでいました。やっぱり、こっちが正ルートになったんじゃの。
そこからもまだ、尾根まで急坂が続きます。足を滑らせんように気をつけて・・・。やがて、道程表示がありました。阿武山まで1.5kmとのこと。尾根に乗り上げて、前上方を見ると青空。「こりゃ、534ピークか」と期待するも、尾根の肩。そんなことを、二度ほど繰り返したような気がします。
そんな長々し尾根道を乗りきって、ようやく、「阿武北山」の山頂表示がかかって いる広場に到達。三角点を確認しながら、ここでひと息。前方に盛り上がった山のようなものが見えますが、あれは、背の高い森のはず。ここからはしばらくの間稜線、若干の起伏はあるものの、ほとんどトラバース道です。
一番はじめに上ったとき、上八木分岐と間違えたリボンを探しながら進みます。そんな感じがするものもありましたが、どうもはっきりしません。ま、あんなもの、いまさらどうでもエエんじゃが。おっと、そう言えば、「正規」の上八木分岐をチェックするのを忘れてしもうた。まったく意識になかったのぅ。
つづき: 阿武山 太田川口~七軒茶屋 ③
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