鉾取山 成岡~平原 ②
それにしても、この登山口を見つけるまでに何度、試行錯誤をしたことかと、感慨
にふけります。そして、すぐに尾根道。雪がアチラコチラに積もっていますが、歩くのに支障があるほどではありません。しばし、トラバース気味の山道を経て、もうひとつ上の尾根へ乗り上げます。もうすぐ急坂が、はじまるで。
その見込みどおり、ときおり3点キープが必要な岩場もある急登。鉾取山北西斜面の上りと、難儀さはオッツカッツじゃの。額に汗して上りますが、Tシャツ姿になるまでには至らず。ヒノキ林に入ると、若干ユルめの直登に。さらに、再び折れ道を上って、ようやく天狗防展望地に到達しました。
海田方面に開けていて、気分が明るくなります。ここからピークへは、もうひと踏ん
張りでした。ここまでの急勾配にもかかわらず、山頂の盛り上がりがいまひとつはっきりしません。それでも、表示板が設置されているので、何とか確認。さてと、今日は591ピークは、手前で巻いて縦走路に出る予定です。
斜面トラバース道。覚悟はしていましたが、一部にある片足ほどの幅しかないところは難儀、滑落しないよう気をつけて歩きます。たどり着いた縦走路、原山方面は、いきなり岩場の急登。もちろん、覚悟はしていたので、ことさら慌てることはありません。これを乗り上げると、後はユル勾配が続きます。
しかしそれにしても、残雪が目立つようになってきました。山道を覆っています。ア
イゼンを着けるかどうか微妙なところ。ま、なしでも歩けそうじゃ。着けると歩きにくいからのぅ。できればこのまま行きたいのですが、これから先の状況次第じゃて。長々しユル坂を経て、原山ピークに到達。
ここの山頂案内板は、更新されてはおらんの。相変わらずじゃ。電波塔横の舗装道にも雪。滑らないよう気をつけて下ります。そして、林道への下り、ここは結構急なところもあるんじゃが、何とか乗り切って出口へ。さてと、今度は「見晴らし広場」まで遊歩道。ここはユルい摸木階段なので、割と歩きやすい。
ま、そうは言っても、結構な距離。最後の急階段を乗り上げて、ようやく広場に
到着。ベンチは、雪でまっ白です。はてと、どこで昼飯を食うかの。振り返ると、「みはらし小屋」。おぅおぅ、これじゃ。はじめてシャッターを引き上げて入ってみます。風が強いので、「半眼」にしますが、それでも、気温2.0℃、湿度51%と寒い。
何やら細かいゴミの溜まっているベンチに腰掛けて、オムスビを食べます。手がかじかんで、思うように動かんの。香りのせんコーヒーも、熱いだけありがたい。食べ終えて、シャッターを下ろして、出発。下りていると、鉾取山が前に聳えて見えます。これから、あれに上るんか、という気分に。
つづき: 鉾取山 成岡~平原 ③
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