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2019年1月13日 (日)

阿武山 太田川口~七軒茶屋 ③

 さてと、このトラバース、もうすぐ下って、それから連続急登になるはず。そう思ってい016 たとおりに、やや急な小坂を下り、やがて滑りそうな急勾配に、前半のはじめは岩場。そして、泥地と落ち葉の組み合わせ。岩や根の突起を踏みながら、張られたロープも利用して、息をきらせながら上っていきます。

 やっと、コブに乗り上げますが、いったん下ってもう一度、今度は阿武山ピークへ直接乗り上げる急登。ここもキツイことはキツイのですが、九十九折れに進むことができます。さっきの坂より少しはましかも・・・。しかし、終わったかと思ったら、もうひとつ。若干緩みはするものの、急坂が待ち構えていました。

 そこから、山頂を見上げると、先着者の姿。乗り上げたところ、親子らしきハイカ015 ーがいました。コーヒーを飲んでいる様子。あいさつを交わすと、「向こうまで続いているのか」と聞いてきたので、「太田川口から道は続いているけど、ちょっとハード。しばし、トラバース道じゃが、この山頂手前に急登が二つ」と応えます。

 すると、「そんなことは知っとる」と言いたげな生返事。ちょっと、気分が悪いの。そこで、話題を変えて、「七軒茶屋ルートが通じたといういことだが」と問うてみます。それに対して、「砂防ダムの横を抜ける道があるので、大丈夫歩ける」との答え。その後、彼らは黙って南へ戻っていきました。

 そんな気がしましたが、「山を下ります」という声が聞こえたには聞こえた。てっきり020 息子に向かって言ったものと思い、何の反応もしませんでしたが、よく考えてみると、息子に敬語を使うのも可笑しい。ひょっとしたら、あれが先発のあいさつじゃったんかもしれん。しかし、過ぎ去ったものを追いかけて、返すわけにはいかんで。

 西ルートは相変わらず通行止めじゃった。さてと、「安楽」遊歩道を下りていくか。権現山から広島南アルプスのよく見えると展望箇所を過ぎ、梅林小ルート分岐をチェックして、さらに進んでいくと、何となく新しく組まれたように見える摸木階段が、右の尾根に。ひょっとしたら、前に歩いたことのある旧道じゃろ。

 その推量は、下りていくごとに確信に。じゃが、今日はこれを歩く気はないで。あく025 まで遊歩道。旧道と着いたり離れたり。迷い込みそうになりそうです。途中で出会ったグループにも、「こちらで間違いないか」とたずねたことも。閉鎖されている西ルート口のすぐ隣に、旧道入口。何の案内もありませんが・・・。

つづき: 阿武山 太田川口~七軒茶屋 ④

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