ニヶ城山 「一の谷」上り失敗、そして記念碑前 ③
もはや何があろうと、とにかく上へと攀ります。そして、やや緩くなった尾根の前方に
石標と山道。安堵しますが、しかし、予定しとった鉄塔ルートとは違うで。そして合流したこの道、歩いていると、この前迷い上った矢口ヶ丘ルートじゃなかろうかという確信に。やがて、縦走路との合流点に、その案内板。
何じゃこれは。この前よりひとつ南側の尾根を歩いたつもりじゃったのに。この前と同じルートに出てしもうた。こりゃぁ、次は下りてみるしかないのぉ。ま、しばらく先のことじゃ。今日はとりあえず、まずニヶ城山山頂をめざそうて。もうひとつ向こうのピークのようじゃが、この合流点からは、そう遠くはないで。
無人の山頂にたどり着いたのは、11時32分。まぁ、こんなもんじゃろと、予定通りに
昼食をとることにします。天気は、雨が降る前の曇り空。遠景は霞がかかっていています。オムスビを食べ終えて、帰途に。これからのルートはほぼ下り。馬木八幡神社ルート分岐を過ぎて、登石ルート分岐。
そこからさらに、地形図と稜線の起伏をチェックしながら、記念碑ルートの下り口を探しますが、まともな案内はありません。やがて、鞍部に下山ルートらしきもの。たぶん、ここに違いない。少し探りを入れてみます。すると、はじめの急坂をやり過ごしたあたりで、山道が下の尾根へと延びていることを確認。
これなら大丈夫じゃろ。下りていくと、やがて歩きやすい尾根道が現れてきました。
そして、ようやくテープ発見して、この道が正道じゃったと、いよいよ確信に。ところが麓が近づくにつれ、道が荒れてきました。歩きにくいのう。それでも、ようやく下山口。民家の横に、覆い茂ったササヤブ。
足をとられて転げながらも、何とか下り立ちます。ま、こんなところを歩いてくる人間も、めったにおらんおじゃろ。民家の駐車場に停まっていたクルマの運転手はまったく無視。、悪戦苦闘して下り立ったとしても、それは自己責任。こちらのことなど、いちいち相手にしてはおれんわいのぉ。そりゃ、そうじゃ。
そこから住宅地を、重力に逆らわず低きへと下りていきます。結構な勾配。やがて、
県道に交差。そして、バス停を探すと右側に。チェックしてみると、「記念碑前」。記念碑そのものがどこにあるのか分らんままじゃが、何とか正道は歩いたで。豪雨被害はほとんどなかったの。歩きやすいとは言えんが・・・。ま、いつかそのうち、逆コースじゃ。
:(了)
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