安芸アルプス縦走 坂山~金ヶ燈篭山 ②
そういうことで、心もちゆっくり出発します。そして、瀬野駅から歩き出したのは、8
時54分。沿道の家々や瀬野川の様子を見ながら、神原登山口へと向かいます。バイパスガードの対側には、積まれた黒い土嚢。そして流れた土砂、下にあったプレハブの事務所は、なくなっていました。
登山ルートに入ってしばらくすると、やっぱり道路が陥没。はじめのうち、残っている縁を注意深く歩いていましたが、右の林の中に踏み跡のようなものがあるのを発見。そこを、進むことにします。やがてそのうち、まともな林道が復活したので、そちらへと移動。しばし、ユル坂が続きます。
そして、「神原の滝」表示板。そのあたりから急坂になってきます。右側に滝らしい
ものが見えてくるのは、そこからしばらく上ったあたり。そして、ややユルい谷に。道らしいものが、前より抉れているような気がしますが、記憶が定かではありません。「はて、右の方がまともなルートかも」と、目をやってみます。
いや、この抉れ道のほうが歩きやすそう。そう思って、こっちをたどって行くとやがて、やっぱり、まともなルートだったことが判明。しばらく急坂を上って、いま一度ユル坂。そして、最後の急登を上りきると、稜線に。ま、そうは言ってもここからも、そんなにユル勾配という分けではないことは、先刻承知。
難儀しつつようやく、坂山ピーク(499.8m)。ここへも、瀬野川沿いの起点標高58.
2mからですが、100mほどユル坂を上ってから、300m近くの急登でした。ひと息ついて、知人の住んでいる北側の谷あいを眺めてみます。幸いなことに、崩落箇所は見当たりませんでした。さてと、ここから西峰(514m)へ。
上り下りはあるものの、割と安楽。そして、ヒノキ林へと向かう急坂にさしかかります。滑らぬよう、ロープを伝って下りていきます。鞍部にある桝越分岐と平原分岐をやり過ごして、鉾取山への直登300mを行きます。こちらも昨日の雨で、落ち葉が濡れていて滑りやすく、歩きにくい。
息を切らせてたどり着いた鋒取山ピーク(711.5m)は、ますます鬱蒼とした林に覆
われていて、ヨイヨ展望が利かなくなっていました。その先の風除け東屋もしかり。さらに、雑木の美しい遊歩道を歩いて、たどり着いた見晴らし丘。じゃがここも、展望はいまひとつに・・・。名前と違う場所になっとるで。
そこで早々に、次へと向かいます。広くてユル勾配の歩きやすい模木階段を下りて林道。南に向かって、原山へ。100mほどのやや急な上り。ピーク672.2mに着いたのは11時53分。ここで、昼飯にするかと迷いますが、どうもいまいち。適当な場所がないし、先がまだ長いから、もう少し行ったところじゃ
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