広島南アルプスショートコース順縦走 ②
ここでいきなり、ズボンにひっつき種。出だしで取り付かれるのは、はじめてじゃの。 大半をすぐに取り去ります。そして、七九谷尾根への荒れ坂をよじって、ルートへ。それにしても、この「谷」と「尾根」を結合した不思議なネーミング。やがて、「夫婦スギ」の谷へ。看板は修復されていました。
但し、折れたものをまっすぐに治した状態のまま。ま、この前の悲惨さは、何とか防いでいる様子。これもボランティアの業じゃろうの。ご苦労さま。さてと、この先難儀な坂。今日は、不思議と右脚の痛みがないで・・・。しかし、スラスラと上るわけには行かない急勾配。今回歩いたら、次は来年5月。当分ここは通らんで。
やがて、「見張台148m」の案内板がある縦走ルートに乗り上げます。しばらくすると、降りてくる男性ハイカー。朝山散歩じゃの。あいさつを交わして、すれ違います。やがて、武田山山頂。眺望を楽しみながら、ひと息。火山へと向かいます。頭ぶつけ木には、もはや何のマークものうなっとる。
また、そのうち上りで、ぶつけることがあるかもしれんのぉ。そうそう、315ピークの「新」頭ぶつけ木、あれには留意しとこ。そんなことを思いながら、弓場ルートを下って、水越峠へ。さてと、上りに入るか。それにしても何か、腹が減ってきたの。食パンでもかじろうて。そこから、長いながい、緩急ある坂。
火山山頂に着いたのは、10時50分。ここでゆっくりと水分補給して、今度は丸山へと向かいます。ここからは、上り下りはあるものの、さほど急勾配ではありません。廃れてしまった「ひょうたん岩」分岐をチェックして、伴峠。なぜかしら、春日野ルートに鮮やかなテーピング。当分ここを、下りる予定はないがの。
そう思いつつ、権現峠へ下りて、先へ向かいます。考えごとをしていると、分岐や岩場の難儀を見過ごしてしまう。このときは何を考えとったんか、それも忘れてしまいます。いよいよ、健忘症の域に達してきたか。酒の飲みすぎで、脳の前頭葉が萎縮してきとるのかもしれんが、ま、せうがない。
やがて、丸山山頂。それにしても、よいよ、初日はダメじゃの。山頂を占有するソフトバンクのおけげじゃ。来年はどうするかの。ノコでも買うてきて、伐採するのも一案じゃて。じゃが、そのためだけに、上らんといけんの。面倒くさいの。そんなのことを考えついたのは、ずっと後、この原稿を書いたとき。
さてと、畑峠へ向けて歩く。今日はムーミン岩をキチンとチェックしながら、ちょっとだけピッチをあげたつもり。峠から大茶臼山への100mほどの上りは、けっこうなもの。バカにはできんで。途中の木標に、「畑山」とあるのは、やっぱり大茶臼山のことじゃろか。名前を付ける側から、それぞれ呼び方が違うのは、ままあること。
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