安芸アルプス縦走 坂山~金ヶ燈篭山 ④
ところが、林道を進んでいると、谷のあるところ、流木と大岩が塞いでいるように 見えます。ネット情報者が来た8月の段階ではここで諦めたか。あれから2ヶ月。「どうすりゃぁ」と近づいてみると、踏み跡がありました。それをたどって越えてみます。しかし、その先には深い亀裂。それでも細道ができていて、何とか歩けます。
愛宕神社は、さほど変化なし。但し、石段の周りは草が生い茂っていて、せっかくの展望を妨げています。それを下りて北へ回ると、大崩落。石の鳥居が、崩落側の「脚」をギリギリ保っています。あと少し崩れたら、落ちてしまいそう。気をつけて進みます。そして、参道ルートに下りていきます。
すると、これか。何と岩階段の道が、見事に崩落しています。歩けそうなところ見 つけて進みます。どうも、これまでのルートとは違うような気もしますが・・・。崩落斜面をトラバースする細道を歩いていくと、元の岩階段跡に。地元のボランティアの業か。大きく抉れた窪みに、小刻みに段が付けられています。
こりゃぁ、何とか行けそうじゃ。ありがたい。それでも難儀なところ。足場を探しさがし下りていくと、やがて下の方にはまだ、岩階段が残っていました。下山口は草茫々で荒れてはいますが、何とか砂防ダムの下に、下りてきました。そこから先は幸いにも、崩落した様子はまったく見当たりません。
豪雨被害にあったのは、矢野川のもっと上流の地域かのぉ。それでも、駅への道を 歩いていると、砂が溜まったままの古い民家がありました。床下にもいっぱいの砂。何か事情があるんじゃろうけど、癒えてしまったわけではないのぅ。そう思いつつ、矢野駅へ。今日はハードじゃったで。左膝がガクガクじゃ。
:(了)
追記
このところ、香西かおりの「酒のやど」に、はまっています。ず~っと前、「恋舟」とか「雨酒場」は好んで聞いていましたが。最近は彼女の歌っている歌を、あまり聞くこともなく過ごしていました。それでも、「憎からず思っている」歌手のひとりです。ところが、この前、「酒のやど」をたまたま聞く機会がありました。
最初は、「流れてきた」とか「さすらい」、「酒」とか、何と陳腐な歌詞じゃのぅと思っていましたが、これが何度聞いても飽きない。それでも、いずれ離れるときが来るとは思いますが、いまのところ、毎日繰り返し聞いても、気分が良い。ゆったりした酒飲みの気分。さらに「鳴くなよ、しみるぜ、あの汽笛」。
この歌詞がエエね。散文的でなくて、素晴らしい。それに男の側からの視点というのも良い。何となく、大人の夢といった感じがします。ま、こんなことが、現実になることは、まずないでしょうが、妄想の世界。そして、こころさんの歌もあわせて聴いています。結構、低く出ないと、高音が出ません。
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