陀峯山 南大君~河内 ②
それから中町桟橋に着いて、バスの発車を30分近く待ちます。その間に周囲の山の様子をチェックしてみますが、大きな崩落は見当たりません。そうこうしつつも、若干の間休息。さてと、バスが来たので乗り込みます。海と道路の関係が、どうも合点が行きにくい。そこで地図を頭に浮かべながら、南大君バス停へ。
「フルサワ」の幟の前で留まります。バスを降りて、さて、どの路地から入るんじゃったかのぉ。地形図をチェックします。奥にある病院を視野に入れて、左側から入ります。これは、この前通った道。だんだん思い出してきました。その後も、記憶をたどって歩いていきます。やがて、谷川の向こう岸には新生サクラ並木。
しばらく上っていくと、道路をチェックしている作業員が3人。右側には新しい道路があります。しかし、それが公道かどうか分からないので、まず川側に目をやります。すると、岩がゴロゴロ。どうも、道が壊れているようです。そのすぐ上の砂防ダムは土砂で満杯。無理すれば、歩けんこともなそうですが、ここは新道らしきものを上ってみよう。
道路の上で何やら測量器のようなものを触っていた人に、「ここは道が壊れとるんじゃね」と声をかけてみると、「そうなんです」と返ってきました。こりゃ、こっちを通っても、問題はないんじゃのと安心しつつ、そしてさらに、「じゃが、下に被害がのうて良かったね」と、問いかけると、その作業員も同感。
それから先の林道は、大丈夫でした。エッジカーブは、いつのまにか通り過ぎてしまったようで、林道上の位置を意識しだしてからは見つからず。顔の前を飛び回るメマトイのような虫がうるさいのですが、それでも、気分良くユル林道を歩いていきます。右に152ピークのある森らしきものを見ながら・・・。
やがて、天狗岩に到達。「上りじゃけぇ、どうするかの」と迷ってはいましたが、時間はたっぷりあるんじゃけぇ、見て行こ。そしてさらに、追の浦渓谷も。少し風が強いので、余計に尻がゾクゾクしますが、絶景。どちらも、7月豪雨の浸食は受けていないようです。ま、岩場じゃからの。それも、そうじゃろ。
さてと、陀峯山ピークへ向かうか。改めて地形図をチェックしてみると、まだまだ距離はありそう。2㎞以上か。ま、そんなもんじゃろ。半分はトラバースに近いユル坂。しかし、西ルートとの合流点からは若干、勾配が大きくなってきました。ジグザグカーブの西端に、355.5三角点への案内があるのを発見。
よし、帰りに寄ってみよ。このまま行ってもエエんじゃが、ピークを先に極めたい気分。なので、そのまま上へと進みます。深江分岐を経てしばらく進むと、パラボラが見えてきました。おっ、これが陀峯山山頂じゃ。フェンスの周囲を9割ほど巡ってみましたが、今日は東屋で食べようと決断。
つづき: 陀峯山 南大君~河内 ③
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