広島南アルプスショートコース順縦走 畑峠リタイヤ ②
そんなわけで、次週に予定していた広島南アルプスショートコース順縦走。予想最高気温も28℃と、30℃を切っているので、これにしよ。気分はいまひとつじゃが、そんなことにかまっておったら、縦走はできん。9月から12月までは、ショートコース。帰りは小刻みなJR便があるので、心配無用。
時間を気にせず、ゆっくり歩こう。ま、そうは言っても、マイペース。今日は急ルートじゃ、いつもながら難儀じゃの。それでも、武田山山頂には、5月と同じく10時00分に到着。曇天のためか、遠くの山々は霞んでいます。誰とも出会わず、平常心で歩いて、火山山頂に着いたのは11時00分。5月より6分の遅れ。
ここで、しばし休息。改めて、腹立たしい皇紀2600年の石碑を見てみると、「神武天皇烽火の地」というのを示したかったらしい。それしても、戦意高揚の碑。今では、貧乏人に犠牲を強いたことが明らかなあの戦争。それを煽った残骸が、いつまでも残って、憲法改悪の火種をくすぶるというのは、腹立たしい。
さてと、丸山方面に向かって、坂を下りていると、何やら声が聞こえてきました。ラジオか。誰か上ってくるらしい。襟のタオルを正して下りていると、女性ハイカー。よけてくれたので、お礼を言ってすれ違います。何となくこちらを避けている様子。「別に身体を触ったりせんけぇ、安心してくれえやぁ」と言いたい気分。
他に誰もおらんとはいえ、山道で出会った初対面の人間にコンタクトしたりするか。出会うことを予測して、イロイロと頭の中で巡らせているのならまだしも。ふつうは、難儀な山道を歩くことに、熱中しとるんじゃ。オバハン、意識しすぎじゃで・・・。それにしても、このところ、感じたことをモロに書きすぎか。
権現峠には、立派な標柱。感心しながら歩いていると、パラパラと雨が降ってきました。天気予報よりずいぶん早いけど、こんなもんじゃろ。ま、すぐに止むに違いないと、歩き続けます。ところが、やがて丸山山頂に到達したころ、かなりの雨量になってきました。2㎜はありそう。空を見上げてみると、白く厚い雲におおわれています。
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