三石山 山道被害調査 ③
北側の斜面に大原ハイツからの非難口を造るとか、マスコミで報道されていましたが、そこには重機が作業中。その前に、前方への進入を妨げるようにフェンスがありましたが、歩行者を止めているわけでもなさそうなので、その脇をやり過ごして、上へと向かいます。作業の邪魔にならないよう、公園の散策ルートを上へと歩きます。
すると、三石山登山口へ到達。右側は、明らかに通行止め。しかし、正面道は歩けそう。「ええぃ、ままよ!」。この際、思いがけず川角近くでバスを降りた分。山へ上ってみるか。すると、ルートは正常。どこにも破綻は見当たりません。それでも、もし崩落、封鎖があったら、そこまでということにしよ。
途中、岩場から振り返ると、被災した「大原ハイツ」らしきところを見下すことができました。 川の氾濫した坂や小屋浦、そして、テレビで見た天応とは、少し様子が違います。土石流タイプのような感じ。崩落の危険から、手付かずと聞いていましたが、すでに重機が入って、家の在ったらしきところが数件、ヒラ地に。
一階あたりに砂が入り込んでいるところや、傾いているのか、玄関がこちらの方に向いているところも。かなりの被害が見て取れます。いくつかの岩場から振り返り。たぶん、あそこに部外者は入ることはできんのじゃろうし、慎まねば・・・。「今日は特に暑いの」と思いつつ、急坂を上っていきます。
以前、崩落場所があったはず。それは、鉄塔のある場所が滑りやすい砂地だったことだったのか。他に大きな変化はありません。100mごとに、距離表示が設置されていました。現在位置が分かって、大いに助かるのですが、逆にこれがあるがために、何となくキツイような感覚。そうこうしながら、ようやく三石に到着。
無事じゃった。それを心の片隅で喜びます。それしても暑い。ちょっと岩の上まで上る気になりません。そのため、下の岩陰でオムスビタイムにします。じゃが、その前に日が当たっていたのか、日陰にもかかわらず寝転ぶと熱い。それでも、何とか微風が吹いてくる心地よさを感じながら。
食べ終えて、岩の上に。こっちの方が風があるか、と期待していましたが、やっぱり暑いで。そう感じつつも、しばし。そして下山にかかります。同じ道は下りたくない。但し、崩落があったら、話は別。引き返す覚悟をもって、下りていきます。ところが、ずっと稜線の安楽道。何となく、急登があったような気がしましたが・・・。
つづき:三石山 山道被害調査 ④
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