畑賀~天神川駅 山道被害調査 ③
西へと進み、為角会館。何やら作業をしている女性が見えたので、被害はなかったのかどうかたずねようと試みましたが、タイミングが合わず、すれ違いになってしまいました。しかし、この様子では、豪雨の被害はなさそうじゃの。そう納得して、先へ歩いていると、農家の人らしき男性と出会います。
田んぼの様子を見ながら、「ここらは、あまり被害はなさそうですね」とたずねると、すぐそばの河岸を指して、「明治に造った岸壁が、落ちとるんですよ」との応え。なるほど。その後に見かけたハウス。中のトマトが干上がっているようでしたが、それは、豪雨の影響かどうかは、定かではありません。
さて、次の分岐を標柱にしたがって、茶臼山方面へ向かいます。地図にある変電所を過ぎて、甲越峠へ。たどり着いた峠には、自販機があって、数台のクルマが休憩中。その話し声が耳に障りますが、少しだけ上って、ここで昼食に。それにしても、以前何回か歩いたことがあるのに、ちょっと違うような。
ゴミ捨てを忠告する音声センサーがあったはずじゃが・・・。ま、この呉娑々山~岩滝山ルートを歩いたのは何年も前のこと。その後、様子が変わったとしても、さもありなむじゃて。オムスビを食べ終えて、先へ進みます。途中、崩落箇所が2つ。そして、林道入口は、「崩落の危険あり」と、府中町長の名で門が閉じられていました。
ま、今日は予定どおり、ここは回避しよう。下りていると確かに、林道のガードレールらしきものの見える斜面が崩落しているところも。すると、この道を歩き上ってきたウォーカー。たずねてみると、この先にはもっと危ないところもあるらしいとのこと。そうか、これを歩くとなると、ちょっと出足が竦むのぅ。
そう思いつつも、そのうちいつか、歩こうと思っていると言い放ちます。そうじゃ、補修工事がはじまる前に行かんといけんで。邪魔になったらいかん。出雲大社という神社で手を洗い、さらに下りて行く長い道程。このあたりはほとんど豪雨の影響はなかったように見えます。そしてようやく、天神川駅北バス停に到着。
バスを待っていた青年と対話に。畑賀から甲越峠を経て歩いてきたと話すと、「バスに乗るのなら、揚倉山公園からにすれば良かったのに」と言うので、歩くのが目的と返しておきました。しかし、逆に言えば次回は、林道入口近くまでバスで行くという手があることを、その話から悟ることができました。
:(了)
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