府中林道~みくまり峡 山道被害調査 ②
「おっと、こりゃ大丈夫か」と思うまもなく、バスは左へ向きを変えました。この「府中ニュータウン」とやらの上へ向かうらしい。そして「中」に停車。乗客のいなくなったところを見計らって、運転手に「上」はあるのかと聞いてみます。あるという答えが返ってきたので、降車ボタンを押します。
すると、もうひとつ上の終点があるとのこと。まぁ、こうなりゃ、一番高いところまで行ってくれというつもりで、降車サインの取り消しを頼みます。運転手は、その停留所手前にあった揚倉山公園の案内板を示してくれました。しかし、果たしてここから歩いて、林道入口に達することができるのか。
ちょっとばかり疑問。ま、バスの運転手が、必ずしも山歩きにまで詳しいということはなかろうし、本人もそう言うので、ここまでのお礼を言ってバスを降ります。これから先は、いつものように自力で何とかすべし。さてと、この南に傾いた団地をどう進んだら良いのか。地形図を見つつ考えます。
住居の表示を見ると、瀬戸ハイム4丁目となっています。さっきの揚倉山公園の案内と重ね合わせて考えると、現在位置は南端の山側らしい。まず、これを案内板に従って北へと向かってみます。すると、公園入口案内のある階段に。しかし、この手前の住宅道を東へ向かっても行けそう。
はて、どうするかの。たまたま通りかかった女性に、「出雲大社のある道路に乗り上げるには、どちらが近いですかね」と聞いてみます。しかし、いずれとも、判断がつきかねる様子。それでも悩んだ挙句、「揚倉山を通ったほうが良いでしょ」と勧められたので、そちらに従うことにしました。
階段を上ると、左下に公園を見ながら、少し荒れた尾根道。そこから甲越峠の道路に合流しました。右からは、先ほどの住宅道も。ここから、東へ向かうとすぐに封鎖されたままの林道入口。さて、ここからじゃ。注意して行こ。しかし、外端が崩落しているところはありますが、歩けないところはない。
ところどころに、崩落と流木残土がありましたが、大半はすでに、重機で排除されていました。そして、やがて、当初はここを上ろうかと思っていた山田4丁目からの谷道との合流点。この道はどこまでかは分かりませんが、水浸し。こっちを歩かんで良かったかの。その先は、左右に分けられた土砂の山。
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