高八山 ②
この時間帯でも、市立大生の並びの最後列について、バスに乗り込みます。山歩きデータをチェックしてみると、下りるのが困難なような急坂が途中にあるとの報告。ま、そこは回避するつもりですが、しかし、それを下りているレポートもあるし、何とかなるんじゃろ。それにしても、楽しみじゃの。
台風通過後は、雨量も10数㎜程度。風もほとんど凪いでいるし、影響はほとんどないとみなして差し支えないかろう、と回りくどい表現になってしもうた、役人でもないのに・・・。まぁ、そういうことで、西正寺バス停で降り、西川ゴムの工場の間を抜ける道路を進みます。やがて急坂になりますが、すぐに石段の登山口。
そこからも時おり、リボンのある分かりやすい道が続きます。2~3ヶ所小沢を渡るところ。やがて、尾根に乗り上げて、リボンをチェックしながら山道を進んで行きます。ところが、いつのまにやら、リボンが見当たらなくなりました。いやまだ、このときは、再チェックすることはできました。
ところが、山頂稜線近くの急斜面になると、サッパリ分けがわからんように。四方を見渡しても、リボン・テープのようなものはありません。そこで、踏み跡のようなものをたどりながら、上をめざしますが、3点キープが欠かせなくなります。とにかく、前方の明るくなっているところをめざして、上って行きます。
ヌレ落ち葉を踏み滑らしたりしながらも、何とかピークらしきところへたどり着きます。しかし、山頂表示は見当たりません。地図をチェックしてみると、まだこれは、稜線の端らしい。高みへと続く道を進みます。嗚呼、これが山歩き情報にあった、稜線のユル道か・・・。やがて、高八山山頂。
林の中の三角点。それにしても、朝までの雨。倒木も湿っていて、座ると滲みてきます。落ち着けるところがない。仕方ない立食じゃと、しばし、昼食休憩。はてと、この先はどこへ向うたらエエかのぅ。見渡すと、東方面に連なるリボンがあります。これじゃの。歩きすすめていくと、道が続いているので安心。
しかし、これもやがて、急斜面を下ることに。潅木につかまらないと危ない。そのうちリボンも見当たらなくなってきました。何とか踏み跡をたどって下りていきます。時おり踏みはずしそうになり、不安にもなりますが、何とか軌道をキープ。おっ、下界が見えてきたぞ。そして、すぐ右側に人工物。
つづき: 高八山 ③
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