久地冠山~仏峠コース完走 ②
市立大通学生の列の後に並びます。到着したバスには仕方なく、中ほどの席に。そして、久地魚切で下りて、第一タクシーのバス停へ移動。バスが進むうち、「待てよ、布まで行かずとも、太田川を渡る橋の手前で下りた方がエエかも」と思いつきます。それを運転手に聞かむとす。
しかし、その機が掴めぬうちに、ほぼそれらしき橋に近づいてきました。まぁ、もし違っていたら、長めに歩けばよかろう。そう思って、「脇田橋」バス停で下車。しかし、歩いてみると、橋の南詰めまで、そう近いわけでもない。布バス停から戻るのと、たいして変わらんか。後から調べてみると、その先に「大川橋」バス停。
準備もしてないのに、急に気分を変えたりするから、こんなことになるんじゃ。「まぁ、それでも、ちょっとばかり、交通量の多い橋を渡らんで良かっただけでも、ましか」と、エかった探し。さてと、志位和夫のポスターを眺めながら、太田川左岸を歩いて、まもなく野間平発電所登山口に到達。
今朝までの雨で、山道は湿っとるの。ここから、冠山山頂までが、長い急坂なんじゃ。しかしそれは、覚悟の上。そんなことを考えながら上っていると。パラパラ、音がしだしました。ありゃ、雨じゃろか。ま、森の中じゃぁ、さほど苦にはならんが。それでも、歩いていくたびに、カエルが跳びはねます。
しかも、ションベンをしながら。「田へしたもんだよかえるのションベン」じゃぁのうて、「山道へしたもんだよ・・・」じゃの。すべてのカエルではないけど。そう言えば、ときどき街中でも、躾けの悪いバカ犬が、散歩するときにそうする光景を見かけはしますが・・・。両生類と哺乳類、いったいどれほど進化しとるんか、分からんで。
卵生と胎生の違いだけなんかのぅ。そんなことを考えながら上っていると、山道に横たわるヘビを発見。どう見ても模様はシマヘビ。声を発してみますが、動かず。そこで、タオルを振ってみると、首をこちらに向けて攻撃姿勢。ありゃ、これはマムシじゃ。よう見ると、その存在形態が、クネクネしとるわ。ひし形模様は明確ではないが・・・。
脅しても、逃げんで。どうすべや。よし、尾の方を少し間隔をあけて跨いでみよう。すると、攻撃姿勢のままじゃが、マムシの逆鱗に触れることなく、何とか通過することができました。あの、首のひねりだけでは、ジャンプして攻撃することはできまいて。それにしても、大マムシ、1mくらいあったで。
やがて、鉄塔下の大ヤブ。草に水滴がついているので漕いで行くと、下半身が濡れてしまいます。その前に見晴らし場所があったはずじゃに、気がつかんかったのぅ。今日は、まさに雲で覆われて、景色が真っ白じゃからの。それも詮方なしじゃ。そこから、山頂へ向けての急な岩場を上ります。
つづき:久地冠山~仏峠コース完走 ③
« 久地冠山~仏峠コース完走 ① | トップページ | 久地冠山~仏峠コース完走 ③ »
「可部」カテゴリの記事
- 森山~水越山縦走 ④(2022.04.06)
- 森山~水越山縦走 ③(2022.04.05)
- 森山~水越山縦走 ②(2022.04.04)
- 森山~水越山縦走 ①(2022.04.03)
- 水越山・北山縦走するも森山に至らず ④(2022.03.13)
コメント