野登呂山 高取~筒瀬~安東 ③
それにしても、造成地にはゴミが積み上げられています。何と、アスベスト含有ゴミの表示も。森友では、地下にゴミがあるからと、8億円値引きの口実になったらしいけど、この造成地ではゴミを積んどるんか。地盤の固さは計算されとるんじゃろのぉ。雨水で、ゴミの成分が流れ落ちてはこんのじゃろか。
表示をみると、広島市の工事らしいが、じゃから言うて安心できんのが昨今。そんなことが、いろいろ気にはなるけど、そうは言うても、"It's none of my business"じゃの。さてと、途中にある既成の墓苑をいくつか見過ごして、何の案内もありませんが、記憶を頼って登山口らしきところへ。
斜面に踏み跡のようなものがあるので、ここで間違いなかろうと、上ります。しかし、何やらヤブっぽくなってきました。それでも、すぐ上に尾根が見えるのでとりあえず、かき分けて乗り上げてみます。すると、すぐその先に、記憶にある下り口。入ったところが、ちょっと違うとったんかの。まぁ、エエわい。
そう思いつつ、尾根道を進みます。やがて、甘い妄想を打ち消す予定通りの急坂。前回からの再上りじゃが、今回はこれまでが長い坂だったので、この上りが結構堪えます。150mほどじゃから、たいしたことはないんじゃが、それにしても、ほぼ直登。ようやく肩に乗り上げ、まもなく、野登呂山山頂到着。
今日は、熱中症予防のため少し長めに休むことにします。とは言っても、すでに昼食は済ませているので、9分間。樹間に切り開かれた展望を楽しみながら、ゆったりと水分補給。さてと、下山にかかるか。ひとつだけコブがあるが、後はほぼ下り勾配のはず。山頂稜線からの下り、確かにキツイ。
しかし、前回ほど危なさを感じないのは、なぜか。ま、そのときの気分に違いありません。今日はその先にある未踏の谷歩きを覚悟しているせいかもしれません。予想外にユルかったコブを越えて、やがて鞍部へ。何の案内もありませんが、この左側の明るくて広い谷が、筒瀬ルートに違いない。
道のようなものに近い、踏み跡を下りていきます。幹に巻かれた赤テープ、そして白いテープ。やっぱりルートはあるんじゃ、と安心したのも束の間。やがて、何の案内もなくなってしまいます。踏み跡もやがて、「ようなもの」になり、沢の右にあったり、左にあったりするように。それでも何とか、滝のような段差がないのが幸い。
それと、「ようなもの」が続いているのも幸い。ようやく、下り口らしきところへと向っていると、右上の斜面をカートが移動する音。見上げると、ゴルフの連中か。それに対して、谷底を歩いている自分。「ま、それぞれ好きなようにすればエエんじゃ」とは思いつつ、ちょっとばかり反発する気持ち。プアー根性は抜けんのぉ。
つづき:野登呂山 高取~筒瀬~安東 ④
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