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2018年5月 5日 (土)

堂床山・冠山・小掛山・備前坊山縦走 ③

 さてと次は、冠山じゃ。積雪のあった前回は、けっこう急勾配の下り上りに感じImgp0472ましたが、雪がないと、そうでもない。いくつか急なところがあるにはありますが・・・。あのときは、鬼爪アイゼンの男女ハイカーと先を争ったので、さほど感じませんでしたが、けっこうな距離です。ようやく、西冠山。

 展望は少し南へ下りたところ。今日は、備前坊回りで先を急ぐ身。そこまでは行くまい。ピーク表示だけチェックして、冠山へと向います。そこから、下り上りを若干。手前の鞍部には湿地があったような覚えがありましたが、どうもそれは、雪が積もっていたための錯覚か。そして、確かピークへ続く岩場上りがあったはず。

 これは、間違いなくありましたが、三点キープが必要なほどの急登ではなかった。Imgp0478そこをやり過ごして、もう一段上ったところで、ようやく冠山ピーク(735.6m)。周りに樹が生い茂っているので、少しばかり視界の制限はありますが、さすがに、ここからの眺めは、すばらしい。西方には、突出した堂床山。

 「よう、あんなところから歩いてきたのぉ」という感じ。ゆっくり、オムスビを食べて19分間。さぁ、後半ルートにかかるか。「大掛山、小掛山というのは、どこじゃろ」と、これから進む方向を眺めてみると、北から東へと連なる峰々。これか。いったん、650mほどの可部峠に下りてからの上りじゃから、さほど急坂というわけでもなそう。

 地図をチェックすると、外周は等高線の詰んだ急斜面のようですが、稜線はImgp0480ユル尾根。しかし、そうは言っても、もちろんある程度の勾配。ところどころ、急なところもあるで。坂の途中にあった展望所から振り返り。冠山を眺めます。そして、再び先へ。すると、大掛・小掛分岐の案内表示。

 どうも、大掛山は、ルートから北北西に突び出しているらしい。可部峠へ下りているときに、連なる峰が、どうも左にずれているように感じたのは、このためか。ここをどうするか。しばらく逡巡。「エエィ。次はいつ来るかわからんで。今日は帰りのバスに、少しは融通が効くはず」。そう覚悟を決めて、「大掛」方向へ進んでみます。

 ところが、いったん下りて、さらにひとコブ越えてみましたが、すぐ前方にはそれらImgp0484しき山は見えんで。こりゃ、かなり先か。傷の浅いうちに、やっぱり止めとこ。後から、25000分の1地形図をチェックしてみると、かなりの距離でした。今回は引き上げて正解。ロスタイムは、思っていたより短く、3分ほどで済みました。

 分岐点に復帰して、もう少し東へと進んだところでようやく、小掛山(816m)。ひと息つきます。そして、今度は775ピークへ。ここには「山車展望台」の看板。ここまで、稜線一本だった道は、ここからちょっと複雑な進行を始めます。一本道なので踏みはずすことはありませんが、ルートは東へ西へと。

つづき: 堂床山・冠山・小掛山・備前坊山縦走 ④

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