松江北山縦走 ②

　そこで特に迷いやすい、登山口への進入経路、下山口からの退出経路を、慎重に調べておきます。それにしても、かなりの心理的プレシャーがあったのか、2日前には余り感じたことのない左膝の下部に痛み。しかし、その日の、負荷のかかる仕事を済ませたら、気分も痛みも軽くなってきました。ま、ケセラセラじゃ。

　ところで、相棒の帰宅は19時半ころとのこと。かなり早めに知らせてはおいたのですが、動かせぬ用事があるらしい。翌朝の出発が早いので、それでも頑なに、早めに着く便にします。何、駅から歩いて、早めに、ひとりで夕食。相棒宅へは泊めてもらうだけにしよう。おっ、洗面台とトイレの掃除はしよう。

　少し早めに家を出て、相生橋西詰めのセブンイレブンで、つまみに干し肉を買おうと思っていましたが、残念ながら売り切れていました。諦めてバスセンターへ向います。10分前に到着したので、コンビニで唐辛子フライを購入。3分の1の値段じゃ。しばらく待って乗ったバスのなかで食べてみます。

　けっこう、いける。25度の焼酎によう合うで。車窓からの景色を眺めながら、山歩きのプリデータを書き出します。やがて、江の川パーキングエリアでトイレ休憩。「ここの小便器には、ずいぶん飛沫が散っとるの」と、つぶやいていると、すぐ横の個室トイレに清掃員。思わず、声をかけてしまいます。

　すると、「たくさんの利用者が、入れ替わり立ち代りでたいへん」とのこと。なるほど、おそらく、掃除をしても、すぐに汚れるといった状況なんじゃろなぁ。「自分もビルの掃除人。頑張って」と話しを締めます。この「ふれあい」が、ほんの少しでも励みになれば、エエんじゃが・・・。あんまり、関係ないか。

　さてと、このバス、松江駅16時33分到着予定でしたが、着いたのは16時すぎ。降り際、運転手に、「30分くらい早かったね」と話しかけますが、まったく反応せず。駅の待合室で荷物のチェックをして、島根大学へと向います。道中、マイペースを抜く女。しかし、先行してから、間隔はさほど開かず。

　しばらくすると、交差点で右折信号を待つその女に追いつきます。すれ違い様、目をやると、なぜか後に退く。よう分からんの。こちらは、そのまま、くにびき街道を北へ。そして、突き当りの交差点から島大のビルを見定めて、東へと折れます。やがて、西川津のバス停にたどり着きました。

　そこのベンチで、しばし休憩。もんじゃ焼き屋をチェック。さてと、次はジュンテンドーへ。相棒宅の洗面台とトイレの清掃用にと、洗剤とスポンジと清掃用手袋を購入します。洗剤はかなり迷います。スポンジもそこそこ。それにしても、ゴム手袋というやつ、けっこう値が張るもんじゃのぅ。

つづき： 松江北山縦走　③