火の見山 関の内ピストン ③
出発する前に、東側にテーピングされた下りルートがあることを確認。ひょっとしたらこれは、縦走路かも。しかし、福王子山はかなり向こうに見えるで。それなりの覚悟が要るの。さてと、今日はこのまま引き返します。ピストンなので、帰りつつ、上ってきたルートの様子をチェックしながら。
ま、単山ですから、帰途は若干の上りもありはしますが、基本的に下り勾配。山頂コブへのルートを迷ったところには、よく見ると、E分岐の表示がにぎやか。何で、これが見えんかったんかのぉ。ここから先は往路と同じく、スッキリした山道。しかもユル稜線になるので、多少の上り下りはあっても大丈夫。
そして、Gポイント。ここからは、急坂に気をつけながら、下りていきます。シダや潅木を掴んで注意深く。鉄塔下の摸木階段を経て、その次の急斜面の道。やがて、ゴムの模擬階段に。これは歩きやすいけど、けっこう長く続きます。途中、右足首を捻挫しそうになりますが、ここは、身体を倒して何とか防ぎます。
さらに続く、その模擬階段を下りて、ようやく沢道。ここからは、ルートがハッキリしないので、より気をつけて、踏み跡を探しつつ歩きます。何度か沢と枯れ沢と渡りつつ。それでも何とか、人の歩いた跡があるので助かります。ようやく、クルマの走行音。じゃがこれは、高速道路の高架を走る音じゃの。
そしてやがて、下山口に。どうも、上ってきたところと反対側のような感じじゃが、まぁ、エかろ。このまま二つ沢を渡って乗り上げます。ゴミだらけの下山口に、12時08分到着。そこから、バス停へと向います。「13時00分発なら、時間をもてあますのぅ」と思いつつ、到着したのは12時19分。
さっそく時刻表をチェックしてみます。すると、JRバスが12時33分発となっていました。これこれ。あと少しじゃ。完歩祝いなど済ませて、バスを待ちます。やがて、やってきたバスに乗車。しかし、しばし田舎道なので、左右の揺れがかなりひどい。山歩きデータの書き出しは、市街地に入ってから。
:(了)
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