広島南アルプスロングコース逆縦走 ②
八幡東登山口へと向っていると、例の小梅林がすっかり伐採されています。更地になっとるで。こりゃ、宅地にでもするんかの。おっと、そういえば、ポルシェ店をチェックするのを忘れとった。ま、これは、分不相応の店じゃけん、どうでもエエんじゃが・・・。さてと、登山口からいつもの急坂を上ります。
稜線に乗り上げてみると、今回は無理と思っていた、コバノミツバツツジが咲いています。今年はサクラが早かったから、ツツジもそうなんじゃ。こりゃ、楽しみ。途中のコブピークで休んでいた女性ハイカーに、「ツツジがキレイですね」と声をかけると、何となく戸惑い気味な感じはしたものの、共感の応え。
「ヤマサクラも咲いていますよ」と、教えてくれました。それから、ユル稜線を過ぎて急坂がはじまりますが、まだまだこれから。西峰でひと息ついて、基本的に下り傾向の東峰へ。ここも無人じゃった。山側のユル坂を下りて、鞍部から道行地蔵へのルート。そして、鬼ヶ城山へと向います。
地蔵からの坂、摸木階段が造られていて歩きやすい。逆コースは上りになるので、急坂。八畳岩も、ツツジに彩られています。そして、鬼ヶ城山ピーク。先着の男性ハイカーにあいさつ。「サクラと同じように、ツツジも早いですね」と話しかけると、「サクラはもう散りよる」と、いまひとつ噛み合わない応え。
「どこまで行くんかね」の問いに、「武田山の向こうのガガラ山まで」と答えます。すると、縦走に挑戦したことはあるが、ひとりで歩くのがアホらしゅうなって、大茶臼山を過ぎたところで止めたとのこと。富士山を登ったときも、膝が痛うなって困った。「この痛みをすぐに治めるものはないかの」と問い。
それなら「ロキソニン」でも飲んだら、と応えます。すると、痛み止めを飲んでまで登る気にはならんとの応え。「好きにせぇ、じゃ」と心の底で思いつつ、先発します。あのハイカー、だいたい、ネガティビストなんじゃろ。職場にも、いつもうつむいて歩く輩がおるが、その同類かの。しかも、それを上まわる高飛車。
それにしても、思い出すほどにムカムカする。別に傷つけられたわけでもなのですが、ときどき、山でも出会う「唯我独尊」の類。肌に合わぬタイプ。まぁ、エエわい。先を急ごう。パノラマ道を下りて、鬼のさんぽ道。今日は、誰もおらんで。そして、竹林をへて草沼道へ。捻れ階段は208段じゃった。
いつものように、方向のちがう尾根へ二度、乗り上げ。そこから小急登を上りきって、ようやく、315ピークに到達。+2分で、ちょっと遅れ気味ですがたいしたことはない。ひと息ついて、次へと向います。あのオヤジとシャベったのがアダになったのか・・・。ま、しかし、あれはふれあいのひとつじゃて。
つづき: 広島南アルプスロングコース逆縦走 ③
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