仏峠(未達)~久地冠山 ④
基本的に北上ですが、東へ折れること二度。ようやく、山頂表示のある尻高山にたどり着きます。13時05分。当初の予定タイムより1時間遅れじゃ。ひと息ついて、もうひとつ北のピークへ向います。道なりに進んでいるつもりでしたが、どんどん下って行きます。左(西)方に尾根が見えます。
どうも違うんじゃないか。そんな気持ちを抱きながら進んでいましたが、前途は、ほぼヤブ。ここは引き返してみよう。西側の尾根への分岐に見当をつけながら、上り返していきます。すると、反対方向の東側ルートを示す、にぎやかなテープ群を発見。何で、これが見えんかったんじゃろ。不思議じゃのぅ。
それを下っていきます。そして、498ピークを左に巻く道。倒木が多くなってきました。大きな倒木のある分岐を経て歩く道、地図上では稜線ルートのようになっていますが、歩く感じでは斜面西側のトラバース。やがて、例の案内表示大木のある分岐かと思っていると、ほとんど斜面上り状態のルートへのテープ。
斜め東西方向の稜線に乗り上げて、今度は冠山をめざします。あと少しじゃと踏ん張って、ようやく久地冠山に到達。北側の一部には展望が開けています。それを眺めながら、ほんのひと息ついて、下山にかかります。暗い森の中を続く急降。鉄塔広場からは、本串山からの縦走路を眺めることができます。
それからは、いつもどおり急勾配の下山路。次は、逆コースでもう一度、仏峠までたどり着くかにゃぁなるまい。まぁ、今回も失敗といえば失敗じゃが、「林道終点」から稜線ルートを、歩くことができた。ま、これは成果。間野平下山口に下りついたのは、14時45分。当初予定していた、遅い方のバス便は14時43分。
すでに過ぎていますが、とにかく、布バス停へ。たどり着いたのは15時09分。停留所の時刻表を見ると、バスセンター行は16時台までなさそう。こりゃぁ、長待ちじゃの。しかし、よくよくチェックしてみると、15時24分発安佐営業所行きの第一タクシーのバスがありました。よし、これじゃ。ラッキーィ!
:(了)
追記:
仏峠へのルート、何回か上り下りしているので、今回もすっかり安心して上っていましたが、右に分岐して、しばらく谷を進んでいると道がなくなってしまいました。まさかルートそのものが違うのではという疑念などもたず。他に上り道はないものかと探します。少し下がったところに、よじ登ったような踏み跡。
「これか」と、たどって行って尾根に乗り上げます。すると、電柱が連なる補修道。ややヤブっぽいところもありましたが、何とか続く道。明らかに予定していた谷道とは違うけど、これを進めば何とかなろう。そう判断して進みます。やがて、道はやがて谷に下りていきました。やっぱり、ここらで合流か。
すると、この先に観音堂があるはず。それにしては、急登。道というより踏み跡です。途中で転げたりしつつ、たどり着い峠には、林道のみ。さてここが、いったいどこになるのか。まず、林道を南へ戻ってみますが、仏峠らしきものはない。こうなったらと、引き返して、乗り上げたときにあった斜面へ。
上っていくと、かすかにテーピング。そして、ピークには何となく見覚えもありました。多分予定していた最初のコブに違いないのですが、そこからの進路に案内が見当たりません。結局、どこに通じているのか分からん林道まで「斜面」下りに。後から、ここまでのルートを調べてみますが、どうにも分かりません。
次回、逆ルートに再挑戦して、仏峠から下りてみるしかなさそう。それにしても、難儀な山行じゃのぉ。何べんはねつけられていることか・・・。
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