広島南アルプスロングコース順縦走 ②
武田山を見上げると、山腹に残雪がチラチラ。じゃが、たいしたことはなさそうじゃ。吹通しの広場には、方形に囲むように造られた新しい木製ベンチ。さてと、ここから見晴らし広場までの急坂。だんだん身体が熱くなって、汗が出はじめます。九十九折れ坂には残雪。これが足を滑らせる。
山頂へ向けてのルートは、気をつけて上ります。温まってきたせいか、右ケツの痛みはずいぶん和らいできました。武田山山頂に着いたのは9時43分で、+6分。まだ許容範囲、風景をみながらひと息ついて、火山へと向います。いつもながら、長くて急勾配の道程。途中で男性ハイカーとすれ違い。
あいさつを交わして、「上りは暑くて、下りは寒い」ことを共感。定番にしているいくつかのマークポイントをチェックしながら、火山にたどり着いたのは10時39分、何と+11分に。マイペースでは、いかんかのぉ。と思いつつも、チーズムシパンを補給。そこへ南ルートから上ってきた男女ハイカー。
雪の塩梅を、たずねてみます。すると、両側のヤブには雪が残っているけど、山道にはないとのこと。そんなら大丈夫か、と思っていると、女性ハイカーから「西側斜面のルートには、雪がいっぱいあるよ」と、いらんこと。別に雪見に歩いとるわけじゃないんじゃ。心の底でそうつぶやきつつも、お礼を言って先発。
しかし、歩いてみると、ところどころで凍っていました。それにしても、ここらでちょっとペースアップするか。丸山に着いたのは11時36分。こりゃいかん、+17分になっとるで。さらに足並み速めることに。しかしここは、ほぼトラバースしている稜線のため、いつもそうするところ。結局、大茶臼山には12時08分、+19分。
展望岩到着は12時12分、短い距離なので+19をキープ。前回基準時に対して、30分以内の遅れなら、バス便には間に合うのですが、遅れタイムが大きくなるようでは心配。そのため、昼食もあまり急ぎはしませんでしたが、12時25分には切り上げて1分ほど、心もち早く出発しました。
そうそう、展望岩へと下りていたとき、印象的なリュックを背負った男性ハイカーに追いつきました。先を譲ってくれたので行かせてもらいます。所定岩を先取りして、昼食の準備をはじめると、その男性が下りてきました。「どちらへ」と聞くと、「途中で下りるかもしれんけど、あっちへ」との応え。
「鈴ヶ峰ですか」と問うと、「そうです」。岩場を通り過ぎようとするので、さらに「昼飯は食べんのですか」と、その後姿に声をかけます。すると、「もう済ませました」と。そうか・・・。失敬な後向きのままの回答には、ちょっと残念。それでも、「それじゃ、気をつけて」と送り出します。さてと、それはそれ。
つづき: 広島南アルプスロングコース順縦走 ③
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