仏峠~久地冠山縦走失敗 ③
久々に売りに出されていたチーズムシパン。これも好みじゃったんじゃが、タマゴムシパンより10円高い。そうじゃったかのぅ。しかし、タマゴムシパンを売っておらんことにはせうがない。完歩祝いには、これを食べることに。岳山が霧に包まれとるで。川沿いの石灯籠、よう似とるが、「破暗」じゃのうて「奉献」になっとる。
灯篭の裏を見ましたが、何も彫られていません。それを右に眺めながら、橋を渡り、さらに脚に堪える坂を上ります。そこにあった大きな民家を見ていると、「地主、金持ちはわがまま者で・・・♪」という高田渡の歌をつい口ずさんでしまいます。最近、自らが水のみ百姓の家系であることを自覚しはじめた頃。
父の代では都会へ出ても、労働者となって糊口をしのぐことがやっと。その息子の自分も、何となく「中流意識」をもっていたけど・・・。学士の資格は得たものの、結局、いまはパートタイマーで最低賃金の仕事。まぁそれなりに、これまで以上に、やりがいは感じてはいるけれども・・・。生活は下流じゃ。
はて、くすの木台バス停に到着したのは、13時24分。バスは13時15分発だったので、1時間近くの待機。こりゃ、長いのぅ。少し下りて、くすの木台中のバス停へ。手前の交差点であたりを見渡してみると、スーパー。よし、ここでアルコールを調達するか。何と、奥の部屋で清算するらしい。何の意味があるんかしらんが・・・。
それにしても、結構な待ち時間。停留所へ下りて、バスを待ちます。それにしても、予報に反して、雨は結構なもの。すぐそばにある民家の駐車場の屋根を借りて、雨宿り。「無理して縦走を続けんで、良かった」という気分も。14時15分になったので、バスセンター行きのバスが、もうすぐ着くはず。
山歩きデータの書き出しをやめます。第一タクシーの飯室行きのバスを2台やり過ごして、ようやく広電バスの到着。これに乗ります。完歩祝いのせいか、頭がボゥッとしてきます。訳が分からん状態になりましたが、バスセンターで目が覚め、乗り過ごすことなく、無事バスを下りて帰途へ。何となるもの。
:(了)
« 仏峠~久地冠山縦走失敗 ② | トップページ | 広島南アルプスショーコース逆縦走 ① »
「可部」カテゴリの記事
- 森山~水越山縦走 ④(2022.04.06)
- 森山~水越山縦走 ③(2022.04.05)
- 森山~水越山縦走 ②(2022.04.04)
- 森山~水越山縦走 ①(2022.04.03)
- 水越山・北山縦走するも森山に至らず ④(2022.03.13)
コメント