広島南アルプスショートコース逆縦走 ②
ユルユル歩いているように見えるのですが、けっこう速い。なかなか追いつきません。それでも、何とか陸橋のトラバース部で追い越させてもらうことに。井口台中学校方面へ上る交差点の手前あたりまで、彼女らの歩く姿が見えましたが、それからは、声も聞こえなくなりました。鈴ヶ峰公園登山口へでもまわったのでしょうか。
憩いの森登山口前後で服装を整え、しまいには半袖Tシャツになります。若干寒いけど、上っているときには汗をかくくらいなのでちょうど良い。いつもは枯れている下の水場の樋から水が流れています。こんなこともあるのかと思いつつ、摸木階段の道を上っていると、小さなリュックを背負った男性ハイカー。
何やらヨロヨロと歩いているように見えましたが、近づいて、あいさつの声をかけると、しっかりとした応え。先行させてもらいます。そこからは、いつものことながら3~4回折り返して、東峰山頂にたどり着きます。「無人じゃ」、ひと息つきながら、宮島や似の島などを見渡します。さて、鬼ヶ城山へ向わんとルートへ足を向けます。
すると、突然現れたハイカーが先行します。さっき追い越した男性ハイカーと同じように小さなリュック。しかし、どうも違う人のようです。「こりゃ、また追い越すのが少しばかりプレッシャーじゃのぅ。じゃが、その追尾には、まったく気づかんかったで。それくらい速いのなら、心配せんでもエエか」
それでも気分ほど山頂で待機して、歩きだします。はじめのうち、稜線の向こうにその背中が見えましたが、やがて消えてしまいます。斜面に下りたのでもあるまいと、見回してみますが、それらしき姿はありません。それでしばらくすると、東斜面のルートを下りているハイカーを発見。20mくらい先でしょうか。
ま、そのハイカーと競うことは目的ではないので、マイペース。やがて、その背中が見えなくなってしまいます。「速いのぅ。ランナーじゃろか」と思いつつ、鬼ヶ城山に到達すると、思いもかけぬそのハイカー。女性でした。そのスピードに、感嘆の声をかけます。すると、「どちらかと言えば、『体育会系』」との応え。
「体育会系」か。それに対して、こちらは何と言えばいいのか。「文化系」でもあるまいし、やっぱり「里山系」?。しかし、これでは噛み合わんのぅ。まぁ、どうでもエエわぃ。さて、パノラマルートを下りて、竹林から草沼道。捻れ階段を上って、315ピークに到達。柚木城山へと向います。
そこらあたりから、この前あった総選挙の結果が頭の中を回りだして、ついつい、KM塔と山田団地分岐を見過ごしてしまいました。途中、人懐っこい小犬を連れたハイカーなどとすれ違います。柚木城山から二重鉄塔跡地の丘へ。知人が電装工事に入っているというイオン。これは、かなりできあがっています。
つづき: 広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
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