嵩山~和久羅山縦走 ③
しばらく進むと、倉庫に嵩山山頂への案内図。「これじゃ、これで良かったんじゃ」と安心して、先へと急ぎますが、しかし、この略図をしっかりと理解するべきじゃったことが、後から分かります。モルタル道を上っていくと、石のトリイ。その向こうは急坂。そして、手前の石柱には、「右だけみち」と彫られています。
「左しまね」となっているように読めますが、これがよう分からん。しかし、トリイの右側は、どうもヤブっぽく見えます。どうしたもんかのと思っていると、トリイの奥から男性が歩いてきました。ペットボトル1本の軽装。これ幸いと、下りてくるのを待って、嵩山に通じているのかどうか聞いてみます。
すると、このルートは滑りやすい難ルート。向こうに歩きやすい道があるからと勧めてくれます。なるほど、さっき道路にあった案内表示の道のことかと、いっしょに下りかけます。しかし、登山口の小屋にあった案内図をもう一度見直したところ、トリイを潜ることになっていたことに気づきます。
「これか」。思い返して、その男性ハイカーと訣別。戻ることにします。トリイの先の道、確かに、泥っぽくて滑りやすいけど、上りに関しては、さほど難儀というわけでもなさそう。やがて、第一の合流点。しかし、下へ向かう細道には倒木もあって、あまり歩きやすそうでもありませんが・・・。
そこから先、ユル坂になったりしながら、もうしばらく進んだところで、次の合流点。ここじゃ。この道は広くて、歩きやすそう。分岐案内板があって、「駐車場まで800m」と記されています。今まさに合流せむとすると、前を夫婦らしきハイカーが通り過ぎて行きます。まもなく追いついて、あいさつを交わします。
すると、こちらが道路を歩いているのをクルマで追い越したとのこと。島大の方から歩いてきたと言うと、「結構な距離でしょ」との応え。さて、そこからは岩盤が露出していて、滑りやすい急勾配の坂も。やがて、熊井の滝まで50分の分岐に到達。今日は、時間があるにはあるけど、行く気にはならず。
そもそも予定外していなかったからの・・・。そう思いつつ、右方前方を見ると、トリイがあります。おっ、そろそろ嵩山ピークか。それにしても途中に、右へ下りる道はなかったで。ま、探しさがし、さらに進んでみよう。山頂には、布自伎美神社。先客2グループ、合わせて十数人か。にぎやかな女性ハイカーも。
そして、北側の展望地から、中海の眺めが素晴らしい。あの平らな島が大根島じゃろか。さて、次へ向うかと振り返ると、さっき追い越した夫婦ハイカーが上ってきました。「大山と三瓶山が見えない」と山道整備をしている知り合いが話していたとのこと。大山は分かるけど、三瓶山は方角が違うのでは。
つづき: 嵩山~和久羅山縦走 ④
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